2nd STREET様
アメリカで成長を続ける、日本のリユースショップ。
米国進出時のブランド戦略から統合的にマーケティングをご支援。
チャレンジ
2nd STREET様は、名古屋を拠点に全国で500以上の店舗を展開するリユースショップです。米国進出にあたり、どのようにマーケティングをすべきか、というご相談を受けました。 ロサンゼルスにはBuffalo ExchangeやWastelandなど、名だたる競合ブランドが揃っています。その強者揃いの市場にチャレンジしていくためには、よほどポジショニングがユニークでなければ受け入れられないだろうというのが最初の印象で、ブランド戦略をどう構築するかが私たちの大きなチャレンジでした。
サービス
Brand Development
- ブランドキャンプ®
- 消費者調査
- ブランドポジショニング
- ブランドガイドライン
- コピーライティング
- アートディレクション
- ウエブサイトデザイン
Content Production
- クリエイティブ
- フォトグラフィー
- ネイティブアド
Social Media Marketing
- ソーシャルメディアストラテジー
- シーズナルキャンペーン
- アナリシス&レポーティング
Digital Marketing
- ペイドアドバタイジング
Digital Communications
- インフルエンサーマーケティング
Public Relations
- メディアリレーション
市場
アメリカ
言語
英語
ソリューション
2016年から2017年にかけて、私たちはブランドキャンプ®という当社独自のブランド戦略構築サービスを2nd STREET様に提供しました。ブランドキャンプ®は、ブランドの現状理解から始まり、その情報をもとにワークショップ形式で、ブランド戦略の核となるポジショニングコンセプトやメッセージをつくりあげていくセッションです。
日本から数名のご担当者がLAに来られて、アメリカ人のファシリテーターと共にワークショップを進め、いくつかのポジショニングをつくり、それを消費者調査にかけました。ミレニアル世代が中心の対象者たちからは、思いがけない言葉がいくつも出てきました。「Facebookはオールドメディアだ」と言い切るような若者もなかにはいて、2016年当時の私たちを驚かせました。
この調査ではさまざまなことがわかりました。なかでも私たちが最も勇気づけられたのは、もともと「ブランドが持っていた強み」を活かすことができるという発見でした。その提供価値は、アメリカの数多ある競合と比較してもユニークであることがわかりました。それは、日本人からみれば意外なことでした。そして、その発見は、その後のお店づくりに大きな影響を与えることになったのです。
挑戦者のタイプにはいくつかあります。真っ向から勝負を挑む人もいれば、目立たないところで静かに始める人たちもいます。2nd STREET様は紛れもなく前者であり、LAのなかでもファッションストリートとして名高いメルローズを最初のロケーションとして選びました。
2018年に最初の店舗がオープンする前に、Ys and Partnersは「One of a kind Fashion」というタグラインを制作。ファッション業界で活躍するフォログラファーを起用したLookbookとそれを内包したウエブサイトを開発し、ブランドイメージをつくることに貢献しました。
2018年からは、3店舗目のローンチと合わせ、PRを展開。ロサンゼルスのテレビ局のニュースに取り上げられるなど、話題を集めました。さらに地元で影響力のあるファッショニスタのインフルエンサーを招待し、2nd Streetでのお買い物体験をインスタグラムなどのSNSで拡散。デジタルと店舗の連携を強め、ブランド認知向上に貢献しました。
さらに、コロナ禍の2020年から2021年にかけて、いくつかの都市での新店舗オープンに合わせ、メディアPRや広告、インフルエンサーマーケティングの支援を行なっています。
結果
2018年、 2nd Street様がロサンゼルスに最初の店をオープンした後、ニューヨークやポートランドなどの大都市にも出店を続け、他店の閉店が続くコロナ禍においても全米5都市で展開。今や10店舗に迫る勢いを維持しています。
今後、環境問題や持続可能な社会に貢献するリサイクルビジネスは、世界のいかなる国や都市においても必要不可欠なビジネスモデルになっていくことは間違いありません。
世界に貢献できる日本ブランドの米国進出にご縁をいただくことができたのは、私たちにとって大変意義のあることでした。Ys and Partnersは、引き続き 2nd Street様のユニークな提供価値を伝えてゆくことに真摯に取り組んでゆきたいと考えています。
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