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米国マーケティングトレンド研究会 2021.05.17

デジタルマーケティング:3分の1のアマゾン出品者が、アマゾン広告への投資を追加する理由。

全国で900万人以上もの出品者を抱えているアマゾンマーケットプレイス1。そんな競合が激しいアマゾンで生き残るためにはアマゾン広告が必要不可欠となっています。今年発表されたアマゾン広告のレポートによれば、アマゾンで商品を販売している3分の1の出品者が今年中にアマゾン広告の投資を増やすと計画しています。

アメリカの消費者はアマゾンのことをどう思っているのか?

現在、アメリカの消費者にとってアマゾンはただのEコマースだけでなく、グーグル検索のように「気になる商品の情報を得る場所」になっています。なんと97%の消費者が「なにか欲しいものがあるときは一番初めにアマゾンで探す」と回答するほどです2

また、56%のアメリカ人消費者が「もし今後ひとつのお店でしかお買い物ができない場合、アマゾンを選ぶ」と言っているほど、アマゾンはほとんどのアメリカ人消費者の日常の一部になっています3

ここまでアマゾンが人気になった理由には、やはりEコマースナンバー1をほこる品数の豊富さでしょう。2013年にベストセラーとなったアマゾンのドキュメンタリー書籍「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazonでは、アマゾンのことを「The Everything Store」(全てのものを売っているお店)と説明しており、その名称がいまでも語り継げられているほど、食品から洋服、家具まで、欲しいもの全てが集まっていることがアマゾンの最大の強みなのです。

アマゾンの成長に伴いアマゾン広告に投資する出品者も増加中。

そんなアマゾンの品揃えの豊富さと比例しているのがアマゾンで商品を販売している出品者の数です。2021年の1月から3月の間だけでも28万人以上の出品者が新しく登録されており、その数は2021年の終わりには140万人に増えると予測されています4

そんな競合が大勢いるアマゾンで自社の商品を少しでも多くのターゲット層に見つけてもらうために、アマゾン広告を運用している出品者は少なくありません。

現在、アマゾンではスポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、そしてディスプレイ広告の3種類の広告を提供していますが、75%のアマゾン出品者が少なくともそのなかの1種類のアマゾン広告をやっています。そして、2021年には34%の出品者がアマゾン広告への投資をさらに増やすと言われています5

(Search Scientistsから:アマゾン広告の種類)

広告の効果をはかる指標として、広告がクリックされたあとのコンバージョン率があげられますが、アマゾン広告の平均コンバージョン率は9.55%と、グーグルやフェイスブック広告などの他の媒体の平均コンバージョン率1.33%と比べ、顕著に高いというデータが出ています6。これは、ほかの媒体と比べ、アマゾン広告をクリックしたひとはそのまま広告商品の購入に至りやすいということを意味しており、いかにアマゾン広告の効果が高いかを示しています。

あなたもアマゾン広告をはじめてみよう。

いまでは全国で1200万以上の商品が売られているアマゾンに、商品をただ出品するだけではなかなか売上げに繋がらないのが現状です7。ワイズアンドパートナーズでは、企業のアマゾン出店に向けた戦略からアマゾン広告の運用まで、幅広い支援を行っています。ぜひこの機会にご相談ください。


参照元:

[i] https://www.oberlo.com/blog/amazon-statistics

[ii] https://martechseries.com/sales-marketing/programmatic-buying/report-34-amazon-sellers-increasing-advertising-spend-amazon-2021/

[iii] lbid

[iv] https://www.oberlo.com/blog/amazon-statistics

[v] https://martechseries.com/sales-marketing/programmatic-buying/report-34-amazon-sellers-increasing-advertising-spend-amazon-2021/

[vi] https://jungletopp.com/amazon-advertising-stats/

[vii] lbid

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