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2023年のソーシャルメディアビジネス戦略について、みなさんはどのような計画を立てていますか?もし、自社サービス・業界の専門家とつながりたいと考えているならば、LinkedIn(リンクトイン)のビジネスページの活用がおすすめです。新しい人材とつながり、アイデアを共有し、さらには有益なコラボレーションに発展する可能性を秘めているのです。今回は、アメリカ現地の最新情報をもとに、LinkedInの効果的な活用方法をご紹介します。
LinkedInとは?
LinkedInは、世界で最もメジャーと言われているビジネス向けソーシャルメディアプラットフォームです。採用、転職などに便利なビジネスネットワーク構築がしやすく、2022年現在、200カ国以上から8億3千万人以上のアクティブユーザーが利用しています[1]。
LinkedInはFacebookと同様に、テキスト、リンク、記事、ビデオなどを投稿することができるほか、詳細な職務経歴をアップすることができます。また、他のメンバーの投稿を自分のプロフィールで共有したり、それらの投稿にコメントしたり、同じ業界や職種の人とつながりやすい仕組みになっています。
さらに法人向けのビジネスページ作成機能もあり、社員やコンサルタントなど、ビジネスパートナーを見つけるためにも利用されています。このようにLinkedInは、ソーシャルメディアを介した世界最大のB2Bコネクションメーカーになっているのです[2]。
アメリカでのリーチを広げるために有効
LinkedInで最もアクティブなユーザーはアメリカ人で、トラフィックの約31%はアメリカからのものです[3]。ビジネスにとって不可欠なツールで、就職・転職活動のメジャーなツールとして認識されています。
コネクションは全てオンライン上で管理され、検索も容易、写真や詳細なプロフィール情報を見るとその人を思い出しやすい、所属が変わっても本人が更新していればスムーズにそれを知らせることができる、ダイレクトメッセージでいつでも連絡可能という点から、アメリカ人はLinkedInを名刺代わりに使っています。つまり、アメリカのオーディエンスにリーチを広げたいと考えているなら、LinkedInは効率的で素晴らしい方法なのです。
LinkedInを効果的に利用する方法
では、実際にLinkedInはどのように活用するのが良いのでしょう。プロフィールを設定することは、他のソーシャルメディアのプロフィールページを設定するのと同じくらい簡単です。しかし、オーディエンスに対してリーチを最適化するためには、いくつか重要なポイントがあります。
ここでは、LinkedInのビジネスページを成功させるための5つのヒントを紹介します。
1. プロフィールを完璧に記入する
これはあたり前のことのようですが、最も重要なステップです。プロフィールが未完であれば、真剣だと受け止められなかったり、洗練されていなければ、業界のプロフェッショナルとして認識されなかったりするるでしょう。
プロフィール欄は自身の専門性を表現する場所であり、仕事で実際にプロフェッショナルなコンテンツを作成することと同じくらい重要なのです。
2.関連ハッシュタグをフォローし、最新情報をキャッチする
LinkedInのハッシュタグの最大の特徴は、興味がある特定のタグをフォローすることができる点です。これらのタグをフォローすることで、そのタグを含むコンテンツのフィードが一度に表示されます。
例えば、食品業界のニュースに興味がある場合、#foodindustryというタグをフォローするとよいでしょう。LinkedInでは、そのハッシュタグを使った投稿のタイムラインを見ることができ、簡単に閲覧したり、交流したりすることができます。
この投稿の流れを利用することで、競合他社に目を向け、新しいアイデアを生み出し、その業界の他のビジネスとつながることができるのです。
3. コンテンツ戦略に長文コンテンツを取り入れる
LinkedInでの成功は、考え抜かれたコンテンツ戦略から生まれます。個人及び企業が得意とするトピックをいくつか選び、可能であれば、それらのトピックに関連する情報コンテンツを作成しましょう。
他のソーシャルメディアサイトと比較したLinkedInのユニークな特徴の1つは、短編動画、ネイティブ動画、サードパーティコンテンツ(Instagramの共有投稿やTikTokなど)を含むすべてのコンテンツタイプの中で、長文で書かれたものが最も優れたパフォーマンスを発揮することです[4]。
この事実から、LinkedInのユーザーは何よりも知識を共有することに興味があることが理解できます。長文の文章コンテンツ(投稿、ブログなど)を使って、自社のストーリーを伝えたり、成功した事例を詳しく説明をしたり、業界の新しいアイデアや方向性について仲間内で会話を弾ませたりしましょう。
そうすることで、あなたのビジネスがこの分野において影響力があるリーダーとして確立され、新しいビジネスの糸口や人脈を生み出すことができるのです。
4. 他のページやオピニオンリーダーからのコンテンツを共有する
ビジネスページ戦略の一環として、LinkedIn上の他のクリエイターや同業者のコンテンツを共有することも重要です。これを1日に何度も行うことで、あなたをフォローしているユーザーのフィードにあなたの投稿が残り続け、あなたのLinkedInのイメージアップにもつながります。なぜなら、自分の投稿だけだと、常に自分の業績を自慢アピールするだけに映るからです。自身の考えを多角的に表現するためにも、共有は重要な手法と言えます。
自分のビジネスとその成功を中心とした投稿をした後は、自分のメッセージにマッチした他のページのコンテンツを共有して、コンテンツのバランスをとることを忘れないでください。
5. コンテンツで活発なディスカッションを促進する
LinkedInの面白いところは、何よりもまず、プロフェッショナルが互いにつながり、アイデアを共有する場だというところです。つまり、いつでもアクセスできる24時間体制のネットワーキングイベントのようなものです。これは2つのことを意味します。
- A. LinkedInを利用している人たちは、自分のキャリアに役立つ情報を探している。
- B. LinkedInを利用している人は、潜在的な雇用主/協力者に対して、自分のスキルをアピールする方法を探している。
投稿したコンテンツについて人々が活発に議論するよう促すことで、その2つの目標の達成を支援することができます。
どのようなコンテンツが会話を促進するかを理解することは、特に文化の違いにより難しい場合があります。ソーシャルメディア上の日々の投稿の洪水に埋もれてしまわないように、ソーシャルメディアの専門家チームがコンテンツを企画することが重要です。
まとめ
新しくソーシャルメディアチャンネルを作成・運用するのは大変な作業です。しかし、B2Bの業界関係者とリレーションをつくり、新しいアイデアや人材を求めている企業にとって、LinkedInはお金と時間をかけるに値する投資といえるでしょう。
そしてそれを成功に導くためには、競合他社がどのような方法で成功しているか、あるいは失敗しているか、アメリカの文化を理解し、現状を十分に調査し、思慮深くアプローチすることが重要ではないでしょうか。
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参照元
- https://influencermarketinghub.com/linkedin-stats/#:~:text=1.-,There%20Are%20More%20Than%20850%20Million%20Members%20on%20LinkedIn,was%20in%20May%20(4.22%25)
- https://www.theb2bhouse.com/linkedin-statistics/
- https://influencermarketinghub.com/linkedin-stats/#:~:text=1.-,There%20Are%20More%20Than%20850%20Million%20Members%20on%20LinkedIn,was%20in%20May%20(4.22%25)
- https://www.socialmediatoday.com/news/what-to-post-on-linkedin-the-5-content-types-that-work-best-infographic/628502/
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