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SNSが企業のマーケティングに欠かせない今、アメリカの企業はどんな風にSNSを活用 / 運用しているのでしょうか?日本で大人気の「縦型動画」は、アメリカでも同じように注目されているのでしょうか?
今回は、2025年のアメリカSNSマーケティングトレンドを、企業・マーケター目線でご紹介します。
アメリカのSNSマーケティングの動向が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!
アメリカ企業のSNS活用: 現状と取り組み
アメリカでは、人口の約7割以上がSNSを利用しており、特にZ世代やミレニアル世代の利用率は非常に高い水準にあり、SNS広告費用は毎年増加しています。[1]
最近では、単なる広告だけでなく、コメントやDM、ライブ配信を通じて消費者と直接対話する「双方向コミュニケーション」の場としての価値も高まっており、消費者はそこから信頼できるブランドか見極めていることがわかっています。企業はフォロワーの声を商品開発やキャンペーンに反映させるケースも増えており、マーケティングのスピード感や「ブランドを一緒に育てていく」ムードが高まっています。
SNSマーケティングで効果的なコンテンツ制作の最新トレンド
2025年も、注目されるのは以下のようなコンテンツです。
- AIで作られたクリエイティブ
- パーソナライズされた投稿
- UGC(ユーザー投稿)
- ショート動画
中でも特に伸びているのが、「実験的で参加型のコンテンツ」です。ブランドの世界観を崩さずに、教育要素やエンタメ要素をうまく組み合わせた投稿が好まれています。
たとえば
- クイズやアンケート
- 視聴者参加型のライブ配信
- ワンタップで答えられるストーリーズ
このように「ちょっと参加してみたくなる仕掛け」が、エンゲージメントを生む鍵になっています。ストーリーズを駆使すると、ワンタップで参加できるのも気軽で今ならではですよね![2]
動画コンテンツがますます主役に
アメリカのSNSでも、日本と同じく動画コンテンツの存在感は右肩上がりです。
特に、TikTokやInstagram Reelsの60秒以内のショート動画は拡散力が高く、ブランド認知の拡大に大きく貢献しています。
さらに最近は、YouTubeで長尺動画やライブ配信を組み合わせて、深いストーリーテリングに挑戦する企業も増えています。
もちろん、縦型動画はすでに主流です。
- TikTokユーザーの平均滞在時間は1日52分
- 短編動画は静止画の投稿より135%高いオーガニックリーチ
- YouTube Shortsは1日500億回以上の再生数[3]
短くて魅力的な動画に対する需要は、これからも伸び続けそうです。
BtoBでも拡大するSNSインフルエンサーマーケティング
今まで、BtoCでよく使われてきたインフルエンサーマーケティングですが、現在BtoB分野でもSNS活用は加速しています!今年中にはマーケターが導入する割合は90%超に達する見込みで、ROIも高く、なんと平均520%の投資回収という大きな成果が報告されています。[4]
業界の専門家やエンジニアが発信する「BtoBインフルエンサー」は、LinkedIn、YouTube、ポッドキャストで強い影響力を持ち、企業の信頼獲得やリード創出に貢献しています。[5] 最近では「採用活動」にもSNSが使用されており「○○(企業名)で勤務する1日Vlog」など、実際に勤務している方々の生の声を使った動画なども多く見受けられます。
購買や契約の意思決定においては、こうした専門家のレビューや実例紹介が大きな説得力を持ち、マーケティング予算に占めるインフルエンサー投資は2025年も伸び続ける見込みです。日本企業が米国市場に参入する際も、現地インフルエンサーとの連携はブランドの信用構築に不可欠だと言えます。
まとめ
2025年のアメリカでは、SNSは単なる情報発信ツールを超え、企業のマーケティング中核として進化しています。動画活用、AI導入、UGC戦略、BtoBインフルエンサーの台頭など、企業はより多角的で柔軟なSNS戦略を求められます。
日本企業が成果を上げるには、プラットフォーム特性の理解に加え、現地の文化・ユーザー心理を踏まえたストーリーテリングや体験型コンテンツが鍵です。Ys and Partnersでは、最新のアメリカSNSトレンドに基づくSNS運用支援を行っています。具体的なご相談はお気軽にお問い合わせください。
ワイズアンドパートナーズでは、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、日米双方から主に食品企業のマーケティングを統合的に支援しています。アメリカ市場向けのブランディングや消費者調査からデジタルマーケティングの施策運用まで、気になるサービスがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
参照元
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