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米国マーケティングトレンド研究会 2022.07.20

人気動画共有プラットフォーム:YouTube、TikTok、Instagram。あなたのブランドにとって最適なプラットフォームとは?

近年、ますます勢いが増している動画コンテンツ。YouTube、TikTok、そしてInstagramが動画コンテンツに特化したSNSプラットフォームとして有名ですが、これら3つのユーザーデモグラフィックに違いはあるのでしょうか。それぞれのプラットフォームの特徴について、おさらいしてみましょう。

※各プラットフォームのユーザー調査データについて
参照元: 「Social MediaToday」

YouTube(ユーチューブ)

動画共有プラットフォームのパイオニアでもあるYouTubeですが、2022年時点での世界の月間アクティブユーザーは25億人以上と、TikTokやInstagramの月間アクティブユーザーと比べ、約2倍の量を誇っています。TikTokやInstagramと違い、動画の長さに制限がなく、長編から短編までの様々なコンテンツを投稿できるのがYouTubeの特徴です。そのため、1カ月間のユーザーの滞在時間を見ても、23.7時間と、ほかのプラットフォームに比べ最も長いことが分かっています。

そんなYouTubeの男女別構成比を見ると、男性53.9%:女性46.1%と男性の方がやや多い結果となっています。年齢別では、26歳から56歳まで、ほかのプラットフォームと比べ、幅広くかつバランスよくリーチできているのもYouTubeの利点の一つです。

長編から短編、縦長から横長フォーマットまで、様々な動画タイプを投稿したいブランドや、幅広いターゲットにリーチしたいブランドにとっては最適なプラットフォームと言えるでしょう。

TikTok(ティックトック)

ショート動画共有プラットフォームの第一人者であり、いま一番勢いがあるSNSといっても過言ではないTikTok。2022年時点での月間アクティブユーザーは10億人以上と、YouTubeとInstagramを超える勢いで増えています。現在のTikTokは、「トレンドの発祥地」とも言われており、中毒性のある、斬新な動画コンテンツがが次々と投稿されています。また、精密なアルゴリズムと学習能力により、ユーザーの興味・関心のある動画を当て、オススメとして流すことができるTikTokは、一度プラットフォームに入ったユーザーを逃さないことでも有名であり、1カ月間のユーザーの滞在時間は19.6時間と、YouTubeに次ぐ長さを誇っています。

TikTokの男女別構成比は男性44.0%:女性56.0%で、YouTubeやInstagramと比べ、唯一女性の方が多いのも特徴です。また、年齢層を見ると、10-19歳のZ世代が多く占めており、プラットフォームの「若さ」が伺えます。TikTok広告のポテンシャルリーチは、世界人口の11.2%と、YouTubeとInstagramよりも少ないですが、今後もますます増えると予測されています。

流行りに合ったショート動画を定期的に制作できるリソースがあり、Z世代のターゲット層を持っているブランドにオススメしたいプラットフォームと言えるでしょう。

Instagram(インスタグラム)

もともと写真共有プラットフォームとして有名だったInstagramですが、近年ではTikTokに似たショート動画機能「Reels(リールズ)」に注力していることで有名です。2022年時点での月間アクティブユーザーは15億人以上と、YouTubeに次ぐユーザー数を保持しています。Instagramは、ショート動画以外にも写真やライブ配信動画、長編動画とあらゆるコンテンツタイプを投稿できるのが、YouTubeやTikTokにはない特徴です。しかし、最近では1カ月間のユーザーの滞在時間が11.2時間と、YouTubeやTikTokに大きく差をつけられ、今後どのようにしてユーザーのアテンションを長時間、獲得するかが鍵となるでしょう。

Instagramの男女別構成比は、男性50.7%:女性49.3%と、他のプラットフォームよりも男女比率が均等です。年齢別では、25歳から34歳までのユーザーが一番多いのですが、35歳以上のユーザーも増えており、若者のためだけのプラットフォームとは呼べない傾向となっています。最後に、Instagram広告のポテンシャルリーチは世界人口の18.7%とTikTokよりも高い数値を保っており、Instagram広告の変わらないリーチ力が伺えます。

静止画から動画まで、投稿できるコンテンツタイプの種類の多さから、Instagramはミレニアル世代を中心に幅広いターゲット層を狙っているブランドにとって最適なプラットフォームで、ファンのコミュニティをつくり、セールスをあげていきたい企業にとっては効果が期待できるでしょう。

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参照元

  1. https://www.socialmediatoday.com/news/new-research-looks-at-the-rising-online-video-trend-infographic/626914/

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