プロテオグリカンは、ヒアルロン酸より優れている？

これは米国のThe JBeauty Collection [1] が英語で情報発信しているブログ [2]の翻訳文です。

近年話題になっている、強力な保湿成分をご紹介します。それはプロテオグリカンです。ヒアルロン酸同様、プロテオグリカンも人間の軟骨などに含まれる成分で（表皮の下に存在する真皮中に含まれる糖タンパク質のひとつ）、優れた保水力を持っています。ヒアルロン酸が体重の1000倍の水分を保持できる一方、プロテオグリカンはその1.3倍の保水率があると言われています。しかし、プロテオグリカンの素晴らしさは、その保湿性にとどまりません。プロテオグリカンは、コラーゲンとヒアルロン酸の生成を促進します。さらに、プロテオグリカンは体内で細胞と細胞を接着させる役割を担っているため、細胞を破壊する外敵や化学物質から細胞を守る名人でもあるのです。ですから、プロテオグリカンが肌の自然な弾力性、しなやかさ、ハリを維持するのを助けるのも当然といえば当然なのです。以下、プロテオグリカンの効能を簡単に説明します。

• 超保湿。ヒアルロン酸より1.3倍多く水分を保持する。
• 引き締め効果がある。
• コラーゲンとヒアルロン酸の体内合成を促進する。
• 肌の修復を助け、小じわや乾燥の形成を遅らせる。

なぜプロテオグリカンは希少なのか？

プロテオグリカンの効果は1970年代に発見されましたが、素晴らしい利点がありながらも抽出が難しいことから、非常に高価な美容成分となっていました。1gあたり30万ドル（約3,000万円）と、ダイヤモンドよりも貴重とされていたのです。それから40年後、青森県にある弘前大学の研究者が、鮭の鼻軟骨からプロテオグリカンを抽出する方法を発見しました。鮭の頭を酢で煮た「ひずな漬け」を食べていた高賀地恵一教授は、酢がプロテオグリカンを溶かし出していることに気づいたのです。これは画期的な発見でした。もちろん、これを商品化するために再現するのは容易ではありませんでしたが、努力は実を結び、La Vie Précieuse A.P.G. のスキンケアラインなど、プロテオグリカンは誰でも使えるようになったのです。

La Vie Précieuseとは

La Vie Précieuse（ラヴィ・プレシューズ）のスキンケア商品は、科学と自然のカクテルによって、肌を本来の健康な状態に戻すアプローチをしています。プロテオグリカン以外にも、リンゴ由来のセラミドと甘草エキスという2つのスター成分を配合しているのが特徴です。リンゴ由来セラミドは、青森のリンゴ園で栽培されたリンゴから抽出されたもの、甘草エキス（グリチルリチン酸塩）も、夏は乾燥し、冬は雪で厳しい過酷な環境で育った生命力の強い国産の甘草から抽出したものを選んでいます。甘草は、美白や色素沈着などのスキンケアによく使われる成分です。厳選された原料を使用しているため、このスキンケアラインは、プロテオグリカン、リンゴ由来セラミド、グリチルリチン酸のたった3つで構成されています。まず、化粧水で肌を柔らかくし、水分を補給し、下地を整えます。そして、乳液とクリームのステップで、肌をふっくらとさせ、保護し、栄養を与えます。たった3ステップで、プロテオグリカンの力を実感できるのです。

A.P.G.化粧水

A.P.G.乳液

A.P.G.クリーム

※The JBeauty CollectionはYs and Partnersが日本発の製品をアメリカに紹介するサービスです。