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ソーシャルメディア集客において必要不可欠なソーシャル広告。最近では、ユーザーが作ったコンテンツ「User-Generated Contents(UGC)」を活用したSNS広告の効果が大きい、として注目されています。
UGC広告とは?
「User-Generated Contents(UGC)」とは、一般ユーザーに作られたコンテンツを意味します。例えば、消費者があるブランドの商品を買ったとしましょう。そして、その商品をとても気に入ったため、商品の写真と感想をインスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどに、ブランドのタグ(SNSアカウント名)付きで発信します。この消費者が投稿したコンテンツこそが、まさに「UGC」です。UGC広告とは、そんなUGCを活用した広告のことを言います。
UGCを広告に使うときのメリット
UGCを広告に活用するメリットはたくさんありますが、とくに「そのPRの信憑性が高くなること」が大きなメリットとして挙げられます。SNS広告に限らず、従来の広告は商品を売るために、「企業が思う商品のセールスポイント」を謳った広告が主流でした。しかし、オンラインで商品についての情報収集が簡単にできるようになったいま、こういった広告を疑う消費者(とくに若者)が増えているのも事実です。
そんな中、UGC広告は、企業側が思う商品の良さではなく、あくまでも「実際に商品を使っている消費者側が思う商品の良さ」を伝えるため信憑性が高まります。また、造りこまれて洗練された従来の広告と異なり、多くのUGCは「実際に自宅のキッチンで商品を使っている様子」など、日々の生活のなかで撮られたコンテンツが多いため、いい意味で広告らしさがなく、エンゲージメントしやすいメリットもあるでしょう。
「Consumer Acquisition」 の調査によると、UGC広告のコンバージョン率は、通常の広告よりも23%も高いという結果が出ています。また、同じトピックの広告で比較しても、UGC広告のほうが20%から50%多く注目されるなど、UGC広告の効果が伺えます[i]。
広告で効果的なUGCのタイプと注意点
UGCには様々な種類がありますが、UGC広告としてとくに効果があるとされるのは、テスティモニアル型と実践型です。テスティモニアル型とは、ウェブサイトやSNS上などにある顧客レビューを活用した広告のこと。企業が作ったLPなどのオリジナルコンテンツと合わせて、使用されることが多いでしょう。いっぽうで実践型は、実際に商品やサービスを実践し、リアクションを取ったり、感想を言ったりする様子を撮ったものになります。どちらも、スクリプトのない、顧客のリアルな声を見せているのがUGC広告の特徴です。
UGCは、あくまでも一般ユーザーが自ら投稿したコンテンツになるため、インフルエンサーと契約上でパートナーシップを組み、企業側からコンテンツに対しての依頼や意見を出せるインフルエンサーマーケティングとは異なります。しかし、企業側でUGCを広告に使用したい場合は、インフルエンサーと同様に、そのコンテンツの投稿主からの承認を得る必要があるためその点は注意が必要です。
商品やサービスの良さを、実際に使っているユーザー目線として広めてくれるUGCは、企業にとっても価値のあるもの。どんどん活用していきたいですね。次回の広告施策でぜひUGC広告にトライしてみませんか?
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