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外国に行くと、現地の日本食レストランを通り過ぎたとき、思わず「うわ!何だこれ!」と声が出てしまいそうな日本食を見たことがあるのではないでしょうか。
 その日本食には、食材、調理方法、盛り付け、そして味など、日本人からは到底考えつかないようなクリエイティブ(?)なアイディアが盛り込まれています。
 なぜそのようなことが起きるのか、そこにはまさに現地消費者に対する「ローカライズ」という考えが根本にあり、より現地消費者に受け入れられるよう、日本食をカスタマイズしているのです。そのローカライズの波は、米国市場における「ラーメン」にも起こっており、多くの現地消費者を魅了しています。
 そしてそのユニークなラーメンは今、米国内ではYouTubeやPinterest、Instagramなどを介し、ものすごい勢いで拡がっているのです。
今回はそんな米国におけるクリエイティブな(ちょっと変わった)ラーメン5選をご紹介いたします。
1. ビーガンズッキーニヌードルラーメン
 米国で健康思考が広まってからしばらくたち、多くの米国人がビーガンをはじめとする健康食を食するようになりました。
 実はラーメンもその中枢となっており、このような様々なビーガンラーメンが好まれています。
 具材だけではなく、スープにも動物性の油や出汁を使わず、さらにはズッキニーニで麺をつくるなど、徹底しています。
2.ビーフアンドブロッコリー ラーメン
 焼きそばに近いように見えますが、こちらもれっきとしたラーメンです。
 インスタントヌードルはこのように焼きそばのように調理されることが多いほか、サラダなどにも冷製パスタのように使われることもあります。
 また具材にはアメリカ人の食卓によく並ぶブロッコリーと、なじみのあるテリヤキソースを絡めた一品となっています。甘みを出すためにはちみつを使うのも非常に興味深いです。
3.ラーメンバーガー

 いわずと知れたラーメンバーガー。一説によると日本に来た日系アメリカ人が日本のラーメン店で修業中に作り上げたラーメンといわれていますが、やはりアメリカ人の文化的背景がしっかりと反映された一品となっています。
 米国のラーメン屋では当たり前のようにメニュー化されており、その味もなかなか。手軽にテイクアウトするスタイルも浸透してきています。
4.ロブスターラーメン

 ラーメンになんとロブスターが入った豪快なラーメン。もともとロブスターを食べる文化があったアメリカではなじみやすい食材であったのかと考えられます。
 米国内の多店舗展開する人気ラーメン店「Jinya Ramen Bar」の人気メニューのひとつです。
5.ラーメンタコス
 ロサンゼルス発のラーメンタコス。現地にメキシコ系移民が多いことから、このような料理が生まれてきたのは当然と思えます。
 やはり現地のひとになじみのある料理との組み合わせで、より多くの人に受け入れられています。
いかがでしたでしょうか。
 どれもユニークなラーメンだと思いますが、米国現地でアメリカ人の食生活、文化的背景やトレンドを見れば、頷けるメニューばかりです。
 米国進出を考える際には、日本の常識は通用しません。非常識である方が良いくらいです。日本で受けたものが受け入れられず、逆に日本で受け入れられなかったものが受け入れられることもあります。そのため、まずは自社製品の受容性を確かめることをお薦めします。
 以前ご紹介した「ラーメンの米国進出成功から学ぶ、米国で成功するブランドづくりとは?」では、米国においてラーメンがどのようにひろまっていったのかをご説明してますので、ぜひ合わせてごらんください。
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 から支援してきました。
 米国でのブランディングをはじめ、製品の受容性調査、販路開拓、また
 製品ロンチ後のマーケティングコミュニケーション(ウエブ制作、
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