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最近、Pinterestは、ショッピング機能を強化し充実させています。ユーザーにとってPinterestはただインスピレーションを得るだけではなく、そこからショッピング体験をすることができる重要なプラットフォームとなりました。アメリカのZ世代はどのような使い方をしているのか、ご紹介します。
PinterestにZ世代ユーザーが増えている
動画ピン機能などを追加したことにより、アメリカでは出版社やクリエーター、ブランドなど、さまざまなソースから動画がアップされるようになっています。Pinterestは、その影響もあり、Z世代のユーザーが増加したと発表しています[1]。企業はZ世代に自社製品を宣伝することが容易になり、さらにはPinterestを通じて商品を販売することが簡単にできるようになっているのです。
この例として、アルコール企業の広告やキャンペーンが増加していることが挙げられます。21歳以上の若者を取り込みたいPinterest側とアルコール販売企業がマッチングし、商品の認知度を高めることが目的とされています。Jameson whiskyの事例では、Pinterestとパートナーシップを結び、新しいJameson Orange whiskyのプロモーションを展開しました[2]。このパートナーシップの間、Jameson Orangeは「オレンジ」に関連するあらゆる検索に表示され、そうすることでこの商品のプロモーションは、食べ物や飲み物の検索に留まらず、Pinterestの衣類やアートなどの他の分野にも広げることができました。そのため、21歳になったばかりの人など、お酒の知識があまりない人にも商品の認知度が上がり、リーチすることができたのです。このような活用は、Z世代へのアプローチに頭を悩ます日本のアルコール販売企業の参考になるのではないでしょうか。
インテリアでは「Japandi」が流行
現在、人気のカテゴリはファッションやホームデザイン・インテリアです。この分野の中でもトレンドは常に変化しているため、企業にとっては、認知度を高めるチャンスがたくさんあります。例えば、アメリカで流行しているインテリアのスタイルにJapandi(ジャパンディ)というものがあります[3]。Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)をミックスしたシンプルかつ暖かみのあるスタイルで、ミニマルやナチュラルなものを好むZ世代に大人気です。WeThriftが発表した過去4ヶ月のPinterestの検索数に基づいた今年の秋のインテリアトレンドの結果[4]を見ても、似たようなスタイルも含め検索する人が増えている様子がうかがえます。アメリカのZ世代は日本にインスパイアされたデザインを好む人が多く、これは、日本のインテリアメーカーにとっても良い知らせといえるでしょう。
まとめ
SNSネイティブでインターネットからものを買うことに抵抗がないZ世代。自分たちの商品やサービスを認知してもらいたい、購入してもらいたい企業にとって、Pinterestは彼らにアプローチするための重要なプラットフォームとなっているのです。この流れは、アメリカ国内でのプロモーションはもちろん、日本国内においても重要なヒントになりそうです。
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