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米国マーケティングトレンド研究会 2023.04.20

Instagram運用のコツ2023。SNSマーケティングを成功させるヒント

Instagramはあらゆるソーシャルメディア戦略において、重要な存在ですよね。みなさん、その運用知見はアップデートされているでしょうか?テクノロジーの進化は非常に早いため、Instagramの戦略を立てるには、アカウントを運用する上でのベストプラクティスについて最新の情報を得ることが非常に重要です。アカウントのフォロワーを増やす、エンゲージメント率を上げる、リーチを高める・・・2023年はどのように運用するのが良いか、そのヒントをご紹介します。

Instagramマーケティングを成功させる4つのヒント

ヒント1:2023年は動画ではなく、写真に力を入れる

ここ2年間、Instagram戦略において短編動画コンテンツに注力するように注力していませんでしたか?それは、2021年にInstagramのチーフであるアダム・モセリ氏が、Instagramのアルゴリズムは写真の代わりに短編動画を優先し、新しい投稿タイプ「Reels」をサポートすることを発表したからでしょうか。「Reels」は、特に短編動画の需要が高かった新型コロナパンデミックの初期に、短編動画の市場を独占していたTikTokに対抗するために作られました[1]。

しかし、2023年に入り、その流れは変わりつつあります。一時期、発見タブなどでたくさんの動画が表示されていたことに気づきましたか?アダム・モセリ氏は、2022 年は動画に集中しすぎ、ランキングを上げすぎたため。基本的にInstagramからのプッシュにおいて動画が多すぎ、かつ写真が足りなかったと発表しました[2]。

中国のユーザーと比較すると、米国のユーザーにはまだ成長の余地があるといえるでしょう。アメリカのリサーチ会社Coresightの調査によると、中国人の74%がライブコマースイベントで何かを購入したことがあるのに対し、アメリカ人の78%はライブコマースイベントを見たことがないと答えています。
ただ、アメリカでも2019年以降ソーシャルコマースが右肩上がりになっています。予測によると、2025年までにFacebookには69万人、Instagramには500万人、TikTokには3780万人のバイヤーが誕生すると言われています[3] 。また、あるレポートによると、米国のライブコマースイベントの市場は、2022年末までに200億ドルに達すると予想されています[4]。

その結果、多くのユーザーがこの動画表示に力を入れたことに不満を抱きました。そこで最近は写真と動画に接する頻度がほぼ等しくなるようにバランスがとられるようになっています。

2023年、Instagramのアルゴリズムの重要なポイントはこの「バランス」です。写真は今後もInstagramの重要な焦点であり、この点で動画と適切なバランスを維持することが重要になると考えられています。もちろんReelsがより多くのユーザーをアプリに引き付け続けるのであれば、動画重視のアルゴリズムに変わることもあるので、引き続き、注目が必要なポイントでしょう。

ヒント2:良いコンテンツの再投稿は、新しいユーザーを獲得するための簡単な方法

リールを投稿して、とても良い結果を得たことがありますか?もし、そんなコンテンツがあれば、もう一度投稿してみると、再び効果を発揮するかもしれません。

もちろん、表向き、再投稿は良いアイデアとは言い難いものです。なぜならアカウントのファンはすでにそのコンテンツを見たことがあるからです。しかし、過去に良い結果を得た動画や写真を使って新しいユーザーを惹きつけることは決して悪いことではないでしょう。

Instagramのアルゴリズムの仕組みは、まずフォロワーに投稿を見せ、その投稿に対するエンゲージメントレベルに基づいて、フォロワー以外の何人に見せるかを決定するというものです。つまり、Instagramは、人気の高い投稿を新しいユーザーに出そうとする特徴があります。

実際に再投稿する投稿を選ぶには、過去3~6ヶ月の最も人気のある投稿から探してみてください。また、再投稿の価値を最大化するコツは、最初に投稿したときとは少し変えることです。
まず、オリジナルとは異なる時間に投稿しましょう。普段は違う時間帯にInstagramをチェックしているオーディエンスメンバーは、この投稿をまだ見ていないかもしれません。

2つ目は、Instagramがあなたの投稿をスパムと判断しないように、説明文のコピーを変更することが重要です。全く同じ説明文を何度も使っていると、Instagramはそのアカウントをbotだと捉え、オーディエンスにリーチするのが難しくなる可能性があります。

最後に、ハッシュタグを変えてみましょう。最初の投稿と同じハッシュタグをいくつか維持することもできますが、最初の投稿ではしなかった新しいニッチを探求してみてください。

ヒント3:フォローする相手を慎重に見極める

Instagramはそのアカウントがどのようなコンテンツを投稿しているかはもちろん、アカウントがフォローしているアカウントを分析して、どのようなコンテンツに興味を持っているかを把握しています。例えばビジネスで使用する場合、Instagramのアルゴリズムが、そのアカウントがどんなビジネスをしているのか、どんなユーザーに興味を持たれているのか、どんなユーザーと親和性が高いのかなどを正確に理解しようとします。その指標の一つがフォローリストなのです。

よって、フォローリストは慎重に整理する必要があります。例えば同じ業界の大きなアカウント、業界で有名なインフルエンサー、または関連性の高いアカウントをフォローするようにしてください。自分のフォロワーの何人かをフォローバックするのも良いでしょう。

そうすることで、Instagramは同じような興味を持つ人たちにあなたのアカウントを「おすすめ」として表示するようになるのです。

ヒント4:コメントバックのタイミングは戦略的に

もし投稿にコメントがきたらすぐに回答しようとしているでしょうか。この考えはカスタマーサービスの観点からすると素晴らしい戦略です。特に製品やサービスに関する質問のときは、なるべく早いレスポンスが好まれます。しかし、すべてのコメントにタイムリーに返信する必要は必ずしもありません。

コメントへの返信の適切なタイミングとしてあげられるのはまず、新しく投稿した直後です。その日の投稿が公開されたら、一つ前の投稿を確認し、コメントへの返信を始めます。そうすると、コメントした人が返信コメントを確認しにその投稿を閲覧しにくるでしょう。
そうすると、その後投稿された最新投稿を見てもらえる、いいねしてもらえるなどエンゲージメント率が高まる可能性が大きくなるはずです。

ただし、この戦略には注意が必要です。Instagramのアルゴリズムは、投稿が公開されてから最初の24時間以内にエンゲージメントを確認することを良しとしているので、コメントのタイミングもこの点に留意した方が良いでしょう。
つまり、新しい投稿を公開してから24時間は過去のコメントへの返信を行った方がアルゴリズムのメリットを最大限に享受できそうです。

まとめ:2023年もInstagramをうまく運用しましょう

ライブコマースは成長市場です。今のところ、ライブコマース専用のアプリやプラットフォームはありませんが、急速に変化する可能性も秘めています。

アメリカで今、人気のあるライブコマースのソーシャルメディアプラットフォームは、Instagram Live、TikTok Live、Facebook Live、そしてAmazon Liveです。CommentSoldのように、顧客が直接買い物できる独自のアプリを作成できるソフトウェアサービスもありますが、中小企業にとっては、確立されたソーシャルメディアプラットフォームのいずれかを使用する方が手軽でコスパが良くなっています。これらのプラットフォームには、すでに数百万人(時には数十億人)のユーザーがいるため、新たなリードを獲得することが容易になるのです。

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参照元

  1. https://www.forbes.com/sites/forbescommunicationscouncil/2021/08/30/how-to-adapt-to-instagrams-focus-on-video/?sh=271e3edc30b7
  2. https://www.socialmediatoday.com/news/Instagram-Chief-Says-Photos-Will-Get-More-Focus-in-2023/640988/

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