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社長の「のぶログ」 2019.01.15

米国オフィス入社初日。彼女はなにを学んだか?

2002年の創業以来、アメリカオフィスではトレーニーを採用している。
アメリカの四年大学を卒業したばかりの新卒もいれば、短期留学して
きている社会人もいる。また、10年以上日本で働いて、思い切って人生
を変えてみたい、とアメリカに渡ってわたしたちのオフィスで働いて
くれる専門職もいる。

今年になってアメリカオフィスで働きはじめたプロジェクトマネージャー
のATは、日本のアパレル会社で4年ほどマーケティングに携わってきた人で
東京六大学の体育会系ゴルフ部出身という一見華やかなプロフィールだが、
誰よりも静かで控えめという、経歴とは対照的な印象をもった女性である。

彼女の「今日の気づき」は、アメリカに渡ったばかりの自分を思い出させた。

「ロサンゼルス空港からはUBERを利用した。運転手からどこから来たのかと
聞かれ、東京だというと、わおー、東京から来たの! とんでもない遠い国から
来たんだね。いったい何十時間かかるんだよ、と驚かれた。アメリカに住む
彼らにとって、日本のイメージはよくわからないけれど遠い国であり、強いて
言うなら俺の相棒TOYOTAの国である。日本の話題はそれ以上続かず、あまり
東京や日本に興味がなさそうだった。少し寂しい気持ちになってしまった。
26年間日本にしか住んだことのない私は日本が世界の中心だと自惚れがあり、
アメリカ人が日本に目を向けていないことを知って寂しく思ってしまった」。
>
日本から進出してくるお客さんも、日本は一目をおかれた存在なのではないか、
と淡い期待を抱かれてくる。わたしも、日本はニッポンという神聖な国で、
アジアとは別格だと思っていた。しかし、その思いは幻想に過ぎないのである。
日本は、アメリカの地図を見ればわかるように、もっとも遠く、地図の右端に
浮かぶ小さな国にすぎない。それを肌で感じることができただけでも、彼女の
視野はずいぶん広がったのだと思う。

日本の若い人たちにアメリカで働くチャンスをあげて、ここでしかできない経験
を持ち帰ってもらい、少しでも母国のために役立ててもらいたいと思っている。
我こそは、と思う方はいつでも声をかけてほしい。
 
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
 


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Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業様に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をして参りました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米に進出されるお客様に初回無料コンサルテーションをご提供しています。この機会にぜひお問い合わせください。
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