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いま北陸新幹線で金沢にむかっている。今回は5名のチームである商店街のブランド
キャンプに臨む。新卒のデザイナー、HMさんはカメラをもって記録係でついてきて
いる。彼女はチームで唯一、石川県出身であり「ワイズアンドパートナーズって金沢
とは縁もゆかりもないよね」というよそ者の印象を緩めてくれている貴重な存在。
わたしはそのお隣の福井県出身だが、金沢の人から見れば、それがどうした?という
格下の存在でしかないのが痛い。加賀百万石のプライドは、いまも脈々と受け継がれ
ているのだ。
HMさんは、正月に彼女のお母さんとその商店街を歩き、結構な賑わいを見たと言って
報告をくれた。一見、商店街は団体戦のようだが、一方で個人戦でもあるので、長蛇の
列ができるお店がいくつもあるのはとても良い傾向である。剣道だって体操だって百人
一首だって、個人戦ではパッとしないけど、団体戦はいつも優勝争いを演じている、
なんて話は聞いたことがない。強い個人が集まっているからこそ、団体戦でも良い成績
を残せるのだ。
今日、長蛇の列をつくるお店は、明日、長蛇の列をつくれるお店に学びを与えることが
できる。それが未来の商店街の姿であってほしいな、と思う。なので、これからお互い
の勉強会は欠かせないと思うし、その学びの中心にはマーケティングが必要だという
のは言うまでもない。
いったんそれぞれのお店がもっている情報を棚卸しし、商店街のブランド戦略を一本化
しようという今回の試みは、手前味噌ではあるが正解だと信じている。そうでなければ
毎回「どこにでもありそうなお祭り」を消費していくだけで、それをいくら積み重ねた
ところで、商店街の価値をつくることはできない。
ブランドキャンプ Day0では、40名を越える商店街の組合員一人ひとりからじっくりと
話を聞くことができた。今日はDay1、明日はDay2とワークショップ形式でキャンプは
続く。
今日、どれだけ商店街に対する熱い想いを聴くことができるか、今から楽しみである。
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
アメリカでビジネスを成功させる
Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業様に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をして参りました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米に進出されるお客様に初回無料コンサルテーションをご提供しています。この機会にぜひお問い合わせください。
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