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米国マーケティングトレンド研究会 2022.05.11

広告からコンバージョンに繋げる!効果的なランディングページの要素3つ

オンライン広告において、広告のクリック数はもちろんですが、それ以上に大切なのが広告をクリックしたあとのコンバージョン達成率ですよね。ユーザーが広告をクリックしたあとに誘導されるページを「ランディングページ(LP)」と呼びますが、コンバージョンが達成しやすいランディングページとはどういうものでしょうか?WEBデザイナーやマーケター、企業の広報担当者も必読の情報をお届けします。

Meta社(旧フェイスブック)が公開した、ランディングページのガイドラインとは?

2022年4月25日、Metaは、広告の効果を上げるために必要なランディングページのガイドラインを公開しました。これは、Meta社がBranding Brand社と共同で、500件のランディングページを対象に行った調査結果をもとに作成されたものです[i]。

このガイドラインでは、ランディングページで最も重要な要素を、「スピード」、「3Cs」、そして「モバイルフレンドリー」とまとめています。これらの要素を揃えることで、ユーザーが広告をクリックしたあとの離脱を防ぎ、広告の目的であるコンバージョンに誘導することができるそうです。

効果的なランディングページにするためのポイント①「ページ表示速度」

まず、ランディングページにおいて大事なポイント1つ目が、広告からページに飛んだときの「ページ表示速度」。Meta社のガイドラインによれば、モバイルユーザーの53%が、「ページの表示に3秒以上かかると離脱する」と答えています[ii]。広告をわざわざ出して得たユーザーの半数以上と考えると、だいぶ大きな割合ですよね。ページの表示速度を3秒以下にして、離脱を防ぐことは非常に重要といえるでしょう。

効果的なランディングページのポイント②「3Cs

つぎに、ランディングページで大事なポイントとなるのが、「Content」、「Continuity」、「CTA」という3要素を合わせた「3Cs」です。これは、おもにランディングページの内容に関わる部分になります。

Content

ここでいうコンテンツとは、訪問者の短いアテンションスパンの中で、いかに商品やサービスの受容性を伝えることができるかということ。

ガイドラインによると、効果的なContentは、

① 商品やサービスの価値がページの初め(1-2スクロール目)に要約してあること

② ユーザーが個人データを共有しなくても必要な情報が得られること

③ 商品やサービスについて、よくある質問に対する回答が書かれてあること

と言われています。

Continuity

これは、広告とランディングページのメッセージングやクリエイティブのトンマナがきちんと統一されているかどうかを意味します。「広告にある商品やサービスの写真や説明、値段がランディングページに掲載しているものと一致しているか」、「広告をクリックしたあとに関連しないポップアップが出ていないか」、などを確認すると良いでしょう。広告からランディングページの流れがシームレスであればあるほど、よりユーザーの離脱を防ぐことができるのです。

CTACall to Action

最後は、「CTA」です。ランディングページで必要不可欠なのは、ユーザーから何かしらのアクションを呼び起こす、「CTA=Call to Action」です。商品購入ボタン、メルマガ登録ボタン、コンサルティングのお問い合わせボタンなどが含まれます。CTAで最も大切なのは、ユーザーがリーチしやすいところに、分かりやすい形で表示させること。また、Meta社のガイドラインでは、ランディングページの随所にCTAを入れるのが良いと述べています。

効果的なランディングページのポイント③「モバイルフレンドリー」

最後のポイントは、「モバイルフレンドリー」であるかどうかです。アメリカの成人が携帯を使う時間は一日平均4時間以上と言われています[iii]。とくに、SNS広告から来たトラフィックの大半は、モバイルユーザーになります。そのため、携帯でも見やすく、ナビゲーションがしやすいランディングページを制作することが重要です。ホワイトスペースを残したり、CTAボタンを親指でもリーチしやすい場所に設けたりすることで、モバイルフレンドリーなページに近づきます。

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参照元

  1. https://www.facebook.com/business/news/landing-page-optimization-best-practices

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