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アメリカでMomotaroって言えばなに? とGoogleに聞く。
と、「それはJeansでしょ」と瞬時に答えが返ってくる。
Momotaro Jeansは倉敷に拠点をおくJeans Makerで、私も訪れたことがある。
日本のJeansの発祥地たる児島駅には、巨大なJeansがかかっていて、わくわくさせられたことを覚えている。
会社の創立記念日には、出陣LABELを上下で着たりするファンのひとりでもある。
私にとっては、ぜひ、米国進出をお手伝いしたいブランドのひとつなのだ。
しかし、今日のテーマはJeansではなくTomatoである。
うちのバックヤードで、すくすくと育ったトマトをおすそ分けした時の話。
「なんて美味しいトマトなの!!!」とうちの向かいに住むCynthiaは言った。
言ったというより、ぶったまげたという方がふさわしい。
Cynthiaは、白人のベビーブーマー世代で、日本との繋がりは私たちくらいではないか。
ZenとかMindfulnessに傾倒しているようで、家のなかにはブッダやフスマは置いてある。
が、日本のカルチャーに詳しいわけではない。
「これ、日本のトマトで、Momotaroって言うの」と妻。
「え、Momotaro???」聞きなれない名前に当惑する彼女。
「Kentaro, Kintaro, Momotaro! 」とスペインの観光地の若者のように叫んだりはしない。
とても静かに、その甘みを味わっている。
「こんな甘いトマトを食べたことがないわ」。
彼女のこれまでのトマトの既成概念を崩してしまったのかも知れない。
「どこで売ってるの?」と彼女。
「苗は、日本のスーパーマーケットで売ってるよ」と妻。
彼女はガーデニング仲間というか、家で採れた食物をおすそ分けしあっているGood Neighborなのだ。
ぜひ着いてきてほしいと頼まれて、初体験であるJapanese Supermarketに連れて行くことになった。
と、ここまで書いてきて企画を思いついた。
彼女がJapanese Supermarketで何を言うのかを調査したくなった。
Momotaro Tomato以外に何を手にとり、なぜそれに興味がわいたのか、そして購買にいたるのか?
Cynthiaは、私たちのペルソナマップのなかでも、かなりJapanese Foodから遠い層に属する。
この地で、彼女のような未来の日本食インフルエンサーを、もっと増やしていきたいものである。
アメリカでMomotaro Tomatoの種や苗がほしくなったらこちら→ Kitazawa Sheed Co
https://www.kitazawaseed.com/
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