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米国マーケティングトレンド研究会 2022.03.09

【アメリカのSNS】各SNSの特徴とビジネス活用ワンポイントアドバイス!

ご存知の通り、SNSのユーザー層はプラットフォームごとに異なり、使われ方も様々です。それぞれのプラットフォームの特徴を知り、自社のブランドに合ったSNS戦略を立て、運用することが重要になります。この記事ではアメリカで使われている5つ主要SNSの特徴を解説すると共に、各SNSのビジネス活用についてワンポイントアドバイスをご紹介します。

Facebook

強み: コミュニティ構築
特に多い利用者: ミレニアル世代、X世代、ベビーブーマー世代

フェイスブックは今でも世界最大のソーシャルメディアであり、多くの企業のSNS戦略において欠かせない存在です。
フェイスブックの最大のメリットは、コミュニティを構築できることです。他のSNSとは異なり、フェイスブックはユーザー同士が親密に交流するのに適した場です。友人や家族の様子を確認したり、地元のお店と繋がったり、興味関心が近い人々とクローズドなコミュニティをつくることができるプラットフォームです。
注意点としては、他の世代と比較するとZ世代の利用者が少なく、今後は利用者数が徐々に減少していくことが予想されます。また、フェイスブックユーザーの個人情報流出が問題視される昨今、フェイスブックの広告ターゲティング精度は今後ますます低下していくことが考えられます。

SNSのビジネス活用ワンポイントアドバイス:
フェイスブックのユーザーは家族のように親密な交流を求めています。身近な人に共有したくなるようなコンテンツを発信しましょう。

X (旧Twitter)

強み:プロモーション、ニュース発信、カスタマーサービス
特に多い利用者:ミレニアル世代

2021年のデータによると、X (Twitter)を利用しているアメリカの成人は約23%に過ぎず、その大半はミレニアル世代です。[1]
X は、ニュース性の高いコンテンツに適しており、例えば新商品発表や最新のキャンペーンの宣伝に有効です。人々はニュースのヘッドラインを読んでいる感覚でX を見ています。そして、顧客が企業と直接やりとりをする場としても認識されており、企業のカスタマーサービスとして大事な役割を担っています。

SNSのビジネス活用ワンポイントアドバイス:
X のトレンドランキングを常にチェクしましょう。自社との関連性が強いトピックが話題となっている場合、積極的にそのトピックを絡めたツイートをすることが重要です。

Instagram

強み:ブランド認知、ストーリーテリング、プロモーションの告知
特に多い利用者: Z世代とミレニアル世代

インスタグラムは、総合的に最もバランスの取れたSNSだと言えるでしょう。製品の使用感からブランドのミッションまで、幅広い角度から消費者とコミュニケーションが取れる場です。

特徴としてはハッシュタグシステムが優れていて、検索タブを使ってキーワード検索をかけると、関連した投稿を簡単に見つけることができます。Google検索をかけるよりも、インスタグラムでハッシュタグ検索をかけた方が、視覚的にもわかりやすいリアルな情報を手に入れることができるため、特に若者の間で人気な検索方法です。
インスタグラムのもう一つの利点として、幅広いユーザー層から支持されていることです。フェイスブックを離れてしまったZ世代も、インスタグラムは好んで利用している傾向があります。

SNSのビジネス活用ワンポイントアドバイス:
ブランドの世界観を意識した質の高い写真・動画コンテンツと、UGC(ユーザーが投稿したコンテンツ)をバランス良く織り交ぜていきましょう。

TikTok

強み:短編コンテンツ、ストーリーテリング、拡散力
特に多い利用者: Z世代とミレニアル世代

最近、多くのブランドが注目しているSNSと言えば、ティックトックです。毎日数千万人ものユーザーが利用しており、高い拡散力をもったプラットフォームです。ティックトックでは、ちょっとした製品のデモや、製品を楽しんでいるクリエイターの姿など、瞬発的でリアルな短編コンテンツが人気です。30代以下の若年層にリーチしたい場合、最適なプラットフォームと言えるでしょう。

SNSのビジネス活用ワンポイントアドバイス:
つくり込まれたブランドの世界観は意識しすぎず、親しい友達同士が送り合うような、ラフでおもしろい動画をシェアする感覚で活用しましょう。

Pinterest

強み:広告
特に多い利用者:ミレニアル世代以上の女性

ピンタレストはソーシャルメディアの一種ではありますが、どちらかというと検索エンジンに近いと言われています。利用者の多くは、具体的な商品やインスピレーションを探しにきています。例えば、新しいお家に合うインテリアを探している場合、ピンタレストで検索し、気になったものがあればピン(保存)していきます。言わば「買い物リスト」のような使い方をしているユーザーが多いです。あるいは、クリスマスディナーに向けて、気になったレシピをピン(保存)していき、アイディアを集約させる場として利用している方もいます。
ピンタレストは、他のSNSと比較して広告コストが安価です。また、ピンタレストユーザーは購買意欲が高いことから、企業にとってコンバージョン広告を展開しやすいプラットフォームと言えます。

SNSのビジネス活用ワンポイントアドバイス:
ピンタレストに投稿する文章は、検索で引っ掛かりやすいように、SEO対策を心がけましょう。

以上が、アメリカで主に使われているSNS5つの特徴と活用方法でした。自社のマーケティング戦略にふさわしいプラットフォームを見極めて、そこに適したコンテンツを集中的に展開していくことをおすすめします。

ではSNSを使って実際に成功を収めた事例としてどんなものがあるでしょうか?
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Ys and Partnersではアメリカと日本の両国で、SNSでの集客コンサルティングをはじめとする、統合的なマーケティングのご支援を行なっております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

参照元

  1. https://www.omnicoreagency.com/twitter-statistics/

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