ホーム ブログトップ J-Beautyブログ:植物由来のスキンケア。J-Beautyの植物成分の力。

ブログ

米国マーケティングトレンド研究会 2021.03.12

J-Beautyブログ:植物由来のスキンケア。J-Beautyの植物成分の力。

大好評をいただいている、アメリカ人の視点からみたJ-Beautyブログシリーズ。今回は、日本の洗顔アイテムの中では割とメジャーとなっている、酵素洗顔パウダーについて、アメリカ人の視点からご紹介します。

昔の人はどのように肌をケアしていたのだろう、と思ったことはありませんか?植物由来のスキンケアはトレンドだと思われるかもしれませんが、スキンケアに植物成分を使うのは、歴史的に見ても新しいことではありません。古代エジプト人は天然石けんで肌の衛生を保ち、ギリシャ人はオリーブオイルで健康的な肌を作り、中世ヨーロッパ人は吹き出物を鎮めるためにハーブを使っていたことをご存知でしょうか。同様に、日本人は昔から植物の力を借りてスキンケアをしてきました。米ぬか、昆布、抹茶などの植物由来の成分は、何世紀にもわたってスキンケアに取り入れられてきました。

1)植物由来のスキンケアを選ぶ理由。

生物学的に言うと、人間の体は天然成分を認識しており、(人工合成成分とは対照的に)植物性のものに反応しやすくなっています。もちろん、特定の植物にアレルギー反応を起こす人もいますので、植物由来でないスキンケアも否定できません。どのタイプのスキンケア製品にも、それぞれに適したものがあります。しかし、ここでは植物由来のスキンケアの優位性について説明します。

2)植物成分と合成成分の比較。

それぞれの植物は、自然発生的な調和の中で一緒に働く多くの(数百から数千の)活性物質の宝庫と言えます。高校の生物の授業で習った「共生」を思い出してみてください。例えば、1つの精油には様々な有益な化合物が含まれていますが、自然な比率で肌に吸収されやすくなっています。つまり、たった1つの植物成分から、バランスを崩すことなく、癒しと栄養を与える物質の全体的な恩恵を受けることができるのです。

一方、合成成分は、1つまたは数種類の有効成分を高濃度で分離する傾向があります。お肌は高用量の成分により栄養を大量に補給できるかもしれませんが、植物成分から与えられる、複数の化合物の利点を享受することはできません。また、強力な一方通行の栄養補給であるため、望ましくない副作用が起こる可能性もあります。さらに、合成成分は通常、不快な香りを隠すために人工香料を伴います。椿の花のような植物成分は、人工的な香りを必要とせず、独自の天然の香りを持っています。

3)J-Beautyの植物由来スキンケアの背後にある科学の力。

植物には自然に抗酸化物質が含まれています。抗酸化物質には、ビタミン、ポリフェノール、カロテノイドおよびフリーラジカルの損傷から植物を保護するその他の化合物が含まれます。人間の体内では、フリーラジカルはDNAや細胞にダメージを与え、肌の老化を早めてしまいます。人間の肌は、植物が提供する抗酸化物質の保護から直接恩恵を受けることができ、抗酸化物質は細胞の修復をサポートし、コラーゲンの合成を促進し、シワ、小じわ、弾力性の低下、顔色の悪さなどの肌の衰えを遅らせるのに役立ちます。

J-Beautyブランドでは、様々な環境に耐えうる植物の力を尊重し、日本の天然資源を徹底的に研究しています。J-Beautyブランドが高品質な植物成分を求める際には、病害虫や気象条件にも耐えられる植物を探します。そのような植物は、抗菌作用があるだけでなく、乾燥を防ぐ保水力を持っています。また、「なぜ植物は日焼けしないのか」と疑問がわかないことからもわかるように、植物は本来、自分で日焼け止めを作り、有害な紫外線から身を守りながら光合成を行っているのです。J-Beautyブランドでは、植物の特徴を知っているからこそ、植物成分だけでなく、植物成分の純度にもこだわっています。抽出方法や精製方法を改良し、より強力な効果を発揮するスキンケア製品を提供しています。

4)強力な植物成分が組み合わさるJ-Beautyブランド。

一つの植物由来の成分だけでは十分ではない場合は、正しい比率で正しく組み合わせることで、ボタニカル成分の効果が増幅されます。J-Beautyブランドであるバイオラブのクレムブリヤンテは、優れた植物成分が配合された時に生まれるパワーの一例です。80種類以上の植物成分を豊富に配合したクレムブリヤンテは、肌にハリを取り戻し、乾燥や老化のサインを防ぎます。その中でも特に注目されているのが、「Momo」と呼ばれる日本産の桃エキス。廃棄された健康な桃から持続可能な方法で採取されたこのエキスは、桃が本来持っている天然の保湿力を発揮します。そして、この保湿剤のアルペンローズエキスは、その名の通りアルプス地方に自生する植物です。アルプス原産の植物であるアルペンローズは、厳しい気象条件の中で約1世紀もの間生き延びてきました。アルペンローズの抗酸化物質は、環境ストレスから肌を守るのと同じように、私たちの肌を守ってくれています。

J-Beautyのスキンケアにおける母なる大地の力についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

プロジェクトのご相談やご依頼につきましては、以下のフォームに必須項目をご入力ください。
24時間以内に回答いたします。

お問い合わせ
前の記事
訪日観光トレンド:米国からの観光客減少による世界中での打撃と影響

前の記事 米国マーケティングトレンド 訪日観光トレンド:米国からの観光客減少による世界中での打撃と影響

次の記事

次の記事 米国マーケティングトレンド カルチャー理解:アメリカ人は東京オリンピックをどうみているのか?

カルチャー理解:アメリカ人は東京オリンピックをどうみているのか?

ランキング

今月の人気記事はこれっ!

“米国マーケティングトレンド研究会”
最新の記事

New
見どころ満載!ファンにはうれしいアニメイベント「アニメエキスポ チビ 2024」開催!2024
詳細を見る
まだ間に合う!ホリデーシーズンに向けてキャンペーンの準備はできてる?
詳細を見る
アメリカの麺類: すっかり人気のラーメンに続く進化系麺料理は?
詳細を見る

ランキング

今月の人気記事はこれっ!

トップに
戻る