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わたしたちのアメリカのオフィスにはCNNが一日中流れているが、
Breaking Newsが多いことに驚く。
ほとんど毎日のように大統領に関するBreaking Newsが目に飛び込んでくるが、
その文字が、赤ベタ白抜きで強調され、報道陣が熱い思いで戦いを挑んで
いることが、そのデザインからも伝わってくる。
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大統領も言いたいことを言うだろうが、報道陣だって黙ってないからね、
という意気込みを視聴者に伝えているのだ。
そういった報道側の勇気やら気迫やらを全部取り込んで画面がデザイン
されているとわたしは受け取っている。
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一方、日本の総理大臣にBreaking Newsが少ないのはなぜだろう?
「和をもって尊しとなす」という日本の文化のせいか?
たとえ黒いニュースがあったとしても、画面からそこまでの気迫は感じられない。
この報道のあり方は、両国でまるで違うと感じる。
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前置きが長くなったが、今日のBreaking Newsは、わたしたちのビジネスと関係が
ある連邦政府機関のひとつ、FDA(アメリカ食品医薬局)のことである。
政府の予算編成の影響で、連邦機関の部門閉鎖が引き続き行われているということ。
これは12月下旬から始まっているのだが、3週目に突入する見込みだ。
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「FDAでは従業員の約40%に一時休暇が与えられ、食料検査と医薬開発においては、
長期的な影響が見込まれている」とメジャーな媒体がこぞって伝えている。
FDAといえば、米国に入ってくる食品や成分についてガイドラインをつくっている
検査機関だ。既に販売されている医薬品の安全性監視を優先しているため、
現在申請中あるいは治験中の食品と新薬に対しては審査が止まっているのだと言う。
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日本の食品メーカーがクライアントに多いわたしたちとしては、
このニュースからはしばらく目が離せない。
CNNのニュースの右隅には、これまでの閉鎖期間が、何日と何時間、何分何秒まで
示されている。これも事態の早期解決を望む、という報道チームの意志表示なのだ。
デザインとはまさに意志の表示であると、CNNのニュースは伝えてくれている。>
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ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
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アメリカでビジネスを成功させる
Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業様に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をして参りました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米に進出されるお客様に初回無料コンサルテーションをご提供しています。この機会にぜひお問い合わせください。
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