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インスタ集客に効果的なのがインフルエンサーマーケティングです。インスタグラムで影響力のあるインフルエンサーと戦略的に手を組むことで、より多くのターゲット層に製品・サービスを認知してもらい、購買につなげることができます。今回は、そんなインスタグラムのインフルエンサーマーケティングの最新トレンド4選をご紹介します。
①インスタグラムのナノ・マイクロインフルエンサーの集客力が高まる
近年のインフルエンサーマーケティングにおいて、インフルエンサーのフォロワーが多ければ多いほど良いといった考えはもうありません。2022年以降は、1000人~5000人のフォロワーを持つ「ナノインフルエンサー」や、5000人~50,000人のフォロワーを抱える「マイクロインフルエンサー」の影響力がますます強くなると予測されています。
特にマイクロインフルエンサーの場合、インスタグラムの平均投稿エンゲージメント率は3.86%と、彼らよりも遥かに多いフォロワー数を持つマクロ・メガインフルエンサーよりも高く、小さいながらも、関係性が強いコミュニティーを持っていることが分かります[i]。
また、世間が多様性を重視する中、ブランドにとっては1人〜2人のマクロ・メガインフルエンサーと手を組むよりも、同じ費用で10人以上の多様なナノ・マイクロインフルエンサーと手を組む方が効果的な場合もあります。ますます彼らの需要が増えることは間違いないでしょう。
②インスタグラムは「リール」が最強
先日のブログでは、インスタグラムがますます「リールファースト」に向かっていることをお話ししました。リールとは最大60秒の縦長動画の投稿・視聴ができるインスタグラムの機能であり、いま拡散力が最も強いと言われているコンテンツの一種です。この機能はインフルエンサーの間でも人気があり、リールを活用する企業コラボも多く見受けられます。
ここでインフルエンサーマーケティングとリール動画に関する重要なポイントをひとつ。現在インスタグラムのメインユーザーであるZ世代とミレニアル世代のアテンションスパンは僅か8秒~12秒と言われています。ブランドとインフルエンサーはいかにしてこの数十秒の間で製品・サービスの良さを伝えられるかを事前に話し合う必要があります。なぜならば、単にインフルエンサーが商品を普通に紹介しても、多くの消費者はそんな簡単に買ってくれません。発信するメッセージ、インフルエンサーの商品に対する熱、コンテンツの面白さこそ、売上の結果を大きく左右するのです。
③ソーシャルコマースを活用したインフルエンサーマーケティングが主流に
2023年までにソーシャルコマースの利用者は1億人を超えると言われています[ii]。ソーシャルコマースとは、Eコマースと同じように商品の閲覧から決済までを全てSNS上で完結できる仕組みのことを言います。そして、インフルエンサーマーケティングでもこのソーシャルコマースを活用するブランドが増えています。インスタグラムでは、現在インフルエンサーの投稿からでもパートナーシップを組んだブランドの製品を簡単に購入できるようになっています。ブランドは、この仕組みを活用することで、より集客効果が高いインフルエンサーマーケティングを企画することができます。
④インフルエンサーの収入源の多様化
インフルエンサーの収入源の多様化が進んでいます。インフルエンサーは企業コラボやアフィリエイトからの収入のみに頼らなくても、Patreon(パトレオン)のようなアーティスト支援プラットフォームを通して、自身のファンたちから直接寄付を募ることもできます。また、同じような仕組みをインスタグラムがテスト展開しているニュースも出ています。
そのため、金銭的なインセンティブのみではインフルエンサーと組む説得材料になりにくくなってきています。ブランドがインフルエンサーにアプローチする際は、いかに両者のミッションが一致しているか、一緒に組むことによって実現できる未来など、お金以上のメリットを示すことが重要となるでしょう。
インスタ集客、今後の鍵を握るのはソーシャルコマース
「Accenture」のレポートによると、ソーシャルコマースは、2021年から2025年までに4,920億ドルから1.2兆ドルまで成長すると予想されており、Eコマースの成長よりも3倍速く進んでいると言われています[i]。 […]
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