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今週、健康博覧会に出展されるクライアントが、兵庫県の宝塚市から訪ねて来られた。
健康博覧会は、1月23日〜25日まで東京ビッグサイトで開催される国内最大の健康産業
ビジネストレードショーである。(参考ページ:http://www.this.ne.jp/)
その食品メーカーの社長とは話が弾み、フードロスの社会問題にまで話が及んだ。
毎日、大量に廃棄される食品と飢えに苦しむ子どもたち。単純に考えたら、賞味期限
が切れる前になんとか寄付する方法はないのか? という想いがわいてくる。
突然、東京オフィスのプロジェクトマネージャーのM.Fさんがシェアしてくれた話を
思い出した。なぜ日本では慈善活動が少ないのか、と彼女は言った。「世界寄付指数
ランキングでも日本は139カ国中111位。上位にはアメリカやカナダの他に、発展途上
国がランクインしています。悲しい現実です」。
彼女はアメリカの大学を出て、ワイズアンドパートナーズの米国オフィスにインターン
として入社後、正式採用となり、その後、日本に戻って東京オフィスで働いてくれて
いる人だから、アメリカと日本のカルチャー差を肌で感じている。
しかし、なぜ日本には慈善活動が少ないのか?の問いには簡単に答えられそうにない。
「アメリカはGo Fund Meのような募金活動は当たり前のように行われているし、
臓器提供者も多い。現に昨年、アメリカでは200人ほどが心臓移植で助かっている。
ホームレス支援団体も多いし、何かと人助けをしているのです」と彼女。
一方、日本では募金活動を行っただけで、自分で金を稼げとバッシングを受けることも
多く、昨年は10人ほどしか心臓移植ができていないのだと言う。
「ただ各地で震災が起こった時や24時間TVなどに限っては、みんなチャリティー意識
が高まるのです。それはなぜでしょう?」彼女の疑問は深まるばかりだ。
飢えに苦しむ子どもたちの目前で、大量に廃棄される食品たち。
賞味期限が切れる前に寄付することができれば、それが最善の策だということだけは
誰もがわかっている。
この社会問題は、わたしたちマーケッターへの挑戦でもある。
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
アメリカでビジネスを成功させる
Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業様に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をして参りました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米に進出されるお客様に初回無料コンサルテーションをご提供しています。この機会にぜひお問い合わせください。
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