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インスタ集客にも効果があると言われる「リール」ですが、2022年も引き続きインスタグラムが「リールファースト」のプラットフォームへと向かっていることは間違いありません。この記事では2022年のリールに関する予測をピックアップしていきます。
インスタ集客、リール投稿の方がユーザーへのリーチが伸びる
インスタグラムといえば、「写真共有に特化したソーシャルメディア」というイメージが今までありましたが、リールにより、そのイメージが覆される日も遠くはありません。それは、2022年以降も引き続きインスタグラムが「リールファースト」でプラットフォームを改修していくと発表したからです。リールとは最大60秒の縦長動画の投稿・視聴ができるインスタグラムの人気機能です。これにより、ますますリール投稿が優先的にフィードや発見タブ(Explore)に現れ、写真投稿よりもリール投稿の方が、圧倒的にリーチが伸びるといった傾向が見られるでしょう。
また、SNSマネジメントツールを提供しているLater社によると、将来的には、インスタグラムを開くとフィードではなくリールの発見ページがホーム画面として表示されたり、フィードからでもリール投稿がフルスクリーンで視聴できるようになるなどのアップデートが予測されています[i]。
リールのアルゴリズムがさらに進化
フィード投稿と同様に、リールの表示方法は、インスタグラムのアルゴリズムとデータ構造により決められています。このブログで説明するように、インスタグラムは利用者の「いいね」などの履歴や傾向から、似たような投稿を積極的にフィードで表示しています。リールの場合はまだ比較的新しい機能であるため、実際にはどのようなアルゴリズムの仕組みで表示されているのかあまり知られていません。
ひとつだけ課題点として挙げられるのは、競合であるティックトックのアルゴリズムのような正確性にはまだ達していないことです。インスタグラムの責任者であるAdam Mosseri(アダム・モッセリ)氏も、リールについて「ティックトックなどの競合他社のショート動画アプリに比べ、まだ劣っているところがある」と認めています。2022年はこのアルゴリズムの改善が期待できるでしょう。
インスタとティックトック、差別化がより明らかに?
リールが公開された当初は、ティックトックとどう違うのか、どう使い分けをすればいいのか、と疑問に思った利用者も少なくありませんでした。現在見られる大きな違いは、リールの方がティックトックよりも厳選的で戦略的に作りこまれている場合が多いということです。
例えば、ティックトックの場合、日常で起こった面白い瞬間やダンス動画など、リアルな日常生活や姿を撮った動画が流行っています。一方で、現在インスタのリールトレンドを見ると、お洒落で映える動画が流行っている傾向にあります。これは、インフルエンサーを含む、インスタグラム利用者が自身のフィード全体のテーマや世界観に合うようにリールを制作しているからだと考えられます。
SNSマーケティングに取り組む企業としては、この二つのプラットフォームの戦略を分けて考えることが必要になるでしょう。
インスタ集客、今後の鍵を握るのはソーシャルコマース
「Accenture」のレポートによると、ソーシャルコマースは、2021年から2025年までに4,920億ドルから1.2兆ドルまで成長すると予想されており、Eコマースの成長よりも3倍速く進んでいると言われています[i]。 […]
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