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みなさん、10月1日の「国際コーヒーの日(インターナショナル・コーヒー・デー)」は楽しみましたか?アメリカでは、この日以外にも9月29日をナショナル・コーヒー・デーとしています。このコーヒーにまつわる記念日をきっかけに、各企業がどのようなビジネスチャンスを掴もうとしているのか、ご紹介します。
コーヒーの記念日は潜在顧客獲得のチャンス
コーヒーの記念日は終わりましたが、多くの企業がコーヒーの日をお祝いするように関連する特別なキャンペーン等を提供しました。その特徴としては、短期的にコーヒーの売り上げを伸ばしているだけでなく、中長期的な視点から、自社ブランドを宣伝したり、自社サービスの会員を増やすことにつなげたりする機会としても利用しているのです。
その一例として、クリスピークリームがナショナル・コーヒー・デーに、会員への特典としてドーナツを無料で提供したことが挙げられます[1]。この日は誰でも無料でコーヒーを提供しましたが、さらに、リワード会員の人たちには無料でドーナツが配られました。これにより、クリスピークリームは多くの顧客を獲得しただけではなく、リワード会員のプレミアムな価値を様々な人に宣伝することができました。将来的に会員を増やすための施策としても一役買ったと言えるでしょう。
オンラインサービスの活用が重要に
また、Peet’s Coffeeでは9月29日のナショナル・コーヒー・デーから10月2日まで一部商品の割引、マクドナルドでは10月末まで1ドルのコーヒーを提供するなど、多くの企業がさまざまな割引やキャンペーンをナショナル・コーヒー・デーの前後を含めた期間で実施しています [2]。特筆すべきは、多くの企業が特典プログラム、アプリなどのオンラインサービスを宣伝していたことです。これは、若年層のコーヒー消費量が多いというトレンド[3]から、企業がそれを取り込もうとターゲットにしている表れかもしれません。つまり、若い消費者にアピールするオンラインサービスをより多く作り、ナショナル・コーヒー・デーやインターナショナル・コーヒー・デーをきっかけに自社サービスの認知を促し、若い顧顧客層にポイントや特典を利用する楽しさをわかちあうことで、企業は顧客との長期的な関係を気付き上げようとしているのです。
まとめ
前述した通り、アメリカでは若者のコーヒー消費量が増えています。彼らを早めにキャッチアップし、ファンとして育成することで、将来的にビジネスチャンスを創出することができるでしょう。そのためにも、インターナショナル・コーヒー・デーやナショナル・コーヒーデーのような記念日の盛り上がりを活用したマーケティングは、売り上げアップの後押しとしても自社の製品やサービスを宣伝する絶好の機会としても、重要なものになっていると言えます。
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