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眠りの質を大事にしているか?
と聞かれたら、Yesと答える。
まずは、デジタルで眠りの質を計測している、これがだいじなこと。
仕事も同じだ。
調査をしなければ分析もできないし、改善には繋がらない。
それには当然、正確なローデータが必要になる。
就寝中のデータを蓄積し、解析するベッドをつくりたいと発案した開発者に感謝だ。
私たちが使用しているベッドは、このコロナ禍でもよく売れていると聞く。
決して安い買い物ではない。
が、コロナ禍になって、人々が以前より「眠りの質」を重視し始めたからだろう。
不眠症専門医は大繁盛で数ヶ月後まで予約が取れないと聞くし、快適な眠りを提供してくれる物やサービスへのニーズは確実に高まっている。
アメリカで日本酒がよく売れているのは、そういうこともあるのだろうか。
下戸の私でさえ、晩酌という習慣を取り入れるようになった。
そのベッドは、ふたりで眠る時の(長期にわたる不都合)を解決してくれる。
もちろん、不都合に思わない夫婦やカップルもいるかも知れない。
しかし、それは私たちには絶対に必要な機能だった。
ベッドの硬さを、それぞれの好みに合わせて左右で別々に調整できるのだ。
君は75だけど、僕は90がちょうどいいな、という具合に。
これで慢性的な肩こりや夫婦間の揉めごとがひとつ減るなら、安い投資かも知れない。
「このベッド、固すぎて肩がこるわ」と妻が言えば、「柔らかすぎて腰が痛いよ」と夫が言う。
そんな不都合が永久になくなるのだ。
また、それは家のインターネット環境と繋がっているIOT製品であり、計測器の役割も果たしている。
目覚めて、スマホを見れば、昨夜の眠りの質が数値と共に示される。
それにはプライバシーモードというものが設定されていて、ネットに繋がないという選択もできる。
が、そうなるとIOT製品を買った意味がない。
私は、眠りの質を示すこの数値をほぼ毎日見て、一喜一憂している。
妻にも報告するが、彼女はあまり興味を示さない。
妻よりも私の方がいつもスコアが良いのは、同じ会社を営む者としては少し申し訳ない気もする。
だからというわけでもないが、この集められたデータを頼りに改善策を試し、研究している。
目覚めが良くなれば、気持ちよく一日を送ることができる。
そんなハッピーな日を増やしたいと思う。
これまでコロナ禍を通してデータを分析し、妻や娘や友人たちの声を聞き、いくつもの改善策を取り入れた。
- できるだけ12時前には眠ること(これで驚くほどスコアがあがる)。
- 夕方4時以降はカフェインを取らない(十六茶はOK、カフェインフリーだから)。
- 夕食後は水分をできるだけ控える(夜中にトイレに起きないように)。
- シャワーを浴びる、または風呂に入る(雑菌を洗い流し、体温を上昇させ、免疫力をあげる)。
- 眠る前には、その日感謝したい3名の実名をあげ、妻とシェアしあう(意外と効果がある)。
- ベッドでメールは読まない(スマホを持ち込まないルールはまだ難しい)。
以前、100歳を超えた男性に長寿の秘訣を聞いたTV番組を観たら、彼は迷わず「まっすぐに寝ること」と答えていた。
寝返りを打たないということなのだと思うが、それにはちょっと自信がないな。
しかし、これからも、眠りと仕事の質を上げていきたいと思う。
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