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米国のThe JBeauty Collectionが英語で情報発信しているブログシリーズ。今回は、J-BeautyとK-Beautyのメイクの違いについて紹介しています。以下、英語から日本語への翻訳文となります。
日本のメイクのファンだったら、日本流「すっぴん風メイク」の方法やコツなどはすでにご存知かと思います。ですが、K-Beautyメイクのような他のアジアのメイクテクニックを試したいと思っているあなたは、まだ色々な質問があるかもしれません。日本流と韓国流のメイクは似ている部分がたくさんあります。どちらもナチュラルで若々しい印象を与え、しっかりとスキンケアでベースを整えることが重要です。それでもちょっとした違いがあるため、仕上がりのインパクトがすぐわかります。J-BeautyとK-Beautyのメイクの仕方の違いを徹底的に探っていきましょう。
スキンケア
J-BeautyとK-Beautyのどちらも保湿力が高く、もっちりして透明感のある肌の上からメイクをすることが重要です。J-Beautyのスキンケアはマットなもち肌で、テカリのない、ナチュラルな仕上がりを好みます。それとは裏腹に、K-Beautyはガラス肌、いわゆるウエットな質感で光を反射するガラスのような肌を演出することが主流です。
チーク
日本風と韓国風のチークでは、異なったスタイルやテクニックが必要なため、混乱してしまう人が多いようです。どちらもピンク系、ピーチ、ヌードやチェリー系のチークを好みますが、塗布の仕方や方法が異なります。日本では「酔っ払いメイク」が人気で、目の下にチークを入れ、少女のような印象を与えます。韓国風ですと、西洋のテクニックと似ていて、頬骨にチークをつけ、整ったフェイスラインを強調します。
アイブロウ
J-BeautyとK-Beautyはどちらも、ヘアカラーよりワントーン明るい色のナチュラル風のアイブロウを好みますが、そのつくり方が異なります。日本風のメイクでは、眉毛の自然なアーチをなぞり、アイブロウパウダーなどを使ってふわっとした印象のアイブロウをつくります。韓国風メイクでは、アングルやアーチがない、平なラインを好み、アイブロウジェルなどを使用してつくります。
アイメイク
どちらのアイメイクテクも、少女らしい、垂れ目を強調しますが、そのつくりかたやテクニックが大きく異なります。J-Beautyでは、きらきらの薄い色のアイシャドウを目蓋につけ、目の形をしっかり強調するのが主流です。ですがK-Beautyでは、そのきらきらアイシャドウを涙袋につけ、ふっくらとした若々しい印象を与えます。また、K-Beautyでは垂れ目を強調する下向きのアイライナーテクが人気で、J-Beautyでは上向きのキャットアイライナーを好みます。
リップ
J-Beautyのクラシックリップはとてもシンプルで、リップライナーを使わず唇全体をカラーで塗り、やわらかな印象を与えます。K-Beautyのグラデーションリップを作るには、唇の中間にボールドなリップカラーを軽くたたき、その周りに明るめのリップカラーを塗ります。ぼやかしリップを作るには、リップを唇の中間から外側へぼかし、唇の真ん中が発色しているようにみせます。
このように、J-BeautyとK-Beautyのメイクテクは異なります。東アジアのメイクトレンドは一つのカテゴリーにされがちかもしれませんが、このように顔のパーツで分けて比べていくと、最後の仕上がりに大きな違いがあり、それぞれの国の美的価値が違うことがわかりますね。
日本流「すっぴん風メイク」:スキンケアからアイメイクまで
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