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台北出張3日目。体調はまだ戻らず、薬で抑えているという感じ。頭がぼんやりしている。
日本は、ゴールデンウィークだが、至る所で日本人観光客と出くわすことはなかった。日本人かなと思ったら、台湾人?みたいなことがよくあった。顔が似ているだけではない。
ファッションやビューティーについて、日本が西欧の影響を色濃く受けているのだとしたら、台湾は日本の影響を受けているのだ。綾瀬はるか、渡辺直美、阿部寛などなど、日本の俳優やモデルが出ている屋外広告が目につく。
台北三越の化粧品売場は、日本のブランドが圧倒的な存在感を示し、誠品書店には、いま流行りのKOKIがカバーになったELLEが平積みされ、神戸観光のプロモーションが行なわれている。LEEやBailaなどの集英社の女性誌が所狭しと並べられ、その前でブルーのボーダーTシャツを着た女性たちが雑誌を手にとってお喋りをしている。
スターバックスが乱立し、台湾発で米国進出を果たした85℃がちょこちょこあるなかで、日本勢としては猿田彦コーヒーやUCCが目立っていた。私としては、こんなところにまさかの猿田彦という感じである。
周辺にあるトモズや日薬本舗では、日本の製品がそのままの姿で棚に並び、ここは日本だと言われてもなんの疑問もわかないだろう。パッケージは日本語のままがいい、なんて常識はアメリカ市場では非常識なことだ。
多くのクライアントが海外進出をする際に台湾を最初の地として選びたくなる理由がよくわかる。進出後のリターンも少なそうだが、リスクも低そうなのだ。
日頃、アメリカと日本の市場しか関心がなかったが、こうして他の国の市場を肌で感じてみることの大事さを痛いほど感じた。
もっともっと視野を広げなければならない。
ワイズアンドパートナーズ代表 結城喜宣
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Ys and Partners(本社カリフォルニア州アーバイン市)では、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、これまで50社以上の大手日系企業に、マーケティング領域のなかでも、米国向けの製品開発、販路開拓、PRやプロモーションのご支援をしてきました。日本オフィス(東京と横浜)では、北米進出や海外からのインバウンド観光客集客の支援をしています。
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