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皆さんにとって、この1年はどのような年だったでしょうか?2024年の締めくくりとして、今回のブログでは、アメリカで今年最も検索されたキーワードをジャンル別にご紹介します。どのジャンルも2024年を象徴する興味深いトレンドが盛りだくさんです!
全体の検索ワードランキング:「選挙」が1番の注目に
2024年の全体的な検索ワードとして、最も検索されたのは「Election(選挙)」でした。今年は大統領選挙の年でもあり、ドナルド・トランプや、カマラ・ハリスといった政治家の名前もトップ5にランクインしたことから、選挙が人々の関心を集め続けた1年だったといえます。[1]
検索キーワードジャンル 1 「Aesthetic / 美学」
Googleの調査結果の中から「Aesthetic(美学)」というカテゴリーの中で、1番のトレンドは「Mob wife Aesthetic」だと言うことがわかりました。これは日本語に直訳すると「極道の妻の美学」という意味です。映画やドラマの中に出てくる“極道の妻”のイメージで、例えば動物柄のプリントや、派手なジュエリー、大きな毛皮、色で言うと黒やゴールド、深い赤などが使われています。今年は、彼女たちのような高級感、強さ、堂々とした態度の強めの女性のスタイルが流行しました。このスタイルは特に12月に入ってから大きな盛り上がりを見せており、年末までその勢いが続きそうです。
検索キーワードジャンル 2 「Interior Design / インテリアデザイン」
インテリアデザインの中だと、5位には「Japanese Scandinavian (Japandi)」がランクイン。ジャパンディと呼ばれるスタイルは、新しく出てきた造語ではなく、日本のインテリアとスカンジナビアのインテリアのミックスで、このルーツは非常に深いものです。日本の芸術的要素や侘び寂びの哲学を、スカンジナビアの温かさや「ヒュッゲ」と融合させた穏やかなインテリアデザインで、色味は白やベージュが多く使用されています。モダンな部屋ですが、盆栽や障子、畳が似合うようなインテリアで、リラックス出来るデザインが特徴的です。[2]
検索キーワードジャンル 3 「Recipe / レシピ」
レシピの中で1位になったのは、「オリンピック・チョコレート・マフィン」です。これは、今年開催されたパリ・オリンピックの選手村で大人気だったといわれる、チョコレート・マフィンです。ノルウェーの競泳選手であるヘンリク・クリスチェンセン選手が、SNSで選手村のチョコレート・マフィンを絶賛したことから火がついたマフィンで、ニューヨークで限定販売までされました。そこではなんと2時間待ちの行列が出来たそうです。そんなマフィンブームが到来したSNSで、実際に自分でもマフィンを作りたいと思う方も増えたのでしょう。納得のランキングNo.1となりました。
また、そんな1位に続く2位は「タンフル」です。これは、韓国語で「フルーツ飴」を意味するのですが、旬のフルーツ(イチゴやりんごなど)を一口大に切って竹串に刺し、薄く飴でコーティングしたお菓子です。日本でもりんご飴が一時期ブームとなりましたが、アメリカでも同様に、ビジュアルのインパクトと、不思議な食感、ASMRにぴったりな「良い音が出る」お菓子、ということから人気になりました。[3]
まとめ
2024年の検索トレンドを振り返ると、政治や美学、インテリア、食文化など、さまざまなジャンルでユニークなテーマが話題となったことが分かります。特に「Mob Wife Aesthetic」や「Japandi」「タンフル」は、文化的背景を反映しつつも、新たな魅力を発信しています。
2025年にはどのようなトレンドが生まれるのでしょうか?来年もアメリカのトレンドに注目していきましょう!
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