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大好評をいただいている、アメリカ人の視点からみたJ-Beautyレポートシリーズ。今回は、アメリカではあまりメジャーではないスキンケア商品である「乳液」についてです。アメリカ人の観点で乳液の説明を聞くと、普段の私たち日本人のスキンケアの優れた点や効果を改めて感じることができます。乳液とはなんなのか、そしてそれは自分の肌に合うのか? ここでは、乳液について知っておく必要がある情報をまとめてご紹介します。
乳液とは?
J-BeautyやK-Beautyのスキンケアで人気のある乳液ですが、欧米の美容界では乳液に相当するスキンケア製品はありません。乳液とは、ジェル状で乳白色の保湿剤のことです。乳液は水性ですので、保湿クリームの軽いバージョンとして考えることができ、従来の油っぽく重いクリームやフェイスオイルを軽量化した代替品というふうに考えられます。J-Beautyのスキンケア製品の乳液は半液体状であるため、ポンプやボトルで販売されていることが多いです。
乳液のお肌への効果とは?
ここで少し化学の話をしようと思います。製品の分子の大きさは、肌への吸収されやすさを決定する大きな要因となります。水の分子は油の分子よりも小さいので、水性の製品ほど吸収されやすくなり、油性であればあるほど吸収率は低くなります。ここで誤解してもらいたくないのは、クリームは肌の表面に留まるため、水分を閉じ込めて肌のバリア機能を保護してくれるという利点があるということですが、一方で肌の深部に栄養分を届けるには効果的ではありません。
そこで、乳液の出番です。乳液は水をベースにしているので、肌の深部にも浸透しやすいのです。乳液にはエッセンシャルオイルや栄養成分が含まれており、肌の水分と油分のバランスを保つのに役立ちます。乳液の独特な構造により、濃縮された物質の良い部分を肌に届けることができ、クリームよりもターゲットを絞った効果が得られます。
また、乳液にはもう一つのメリットがあります。乳液は非コメドジェニックとされており、基本的に毛穴に詰まることはありません。
乳液を使うべきなのは誰?
非コメドジェニックで水性の処方であることから、乳液はオイリーでニキビができやすい肌タイプの方に最適です。乳液はまた、従来のクリームやフェイスオイルのような油っぽいテクスチャ-を伴わずに乾燥した肌に潤いを与えるため、高温多湿の気候に合っています。しかし、保湿クリームの下に乳液を重ねることで、肌に潤いを与えることもできるため、乾燥肌の方にもエマルジョンは効果的と言えます。
ここで重要なのは、すべての乳液が同じ効果をもたらすわけではないということです。乳液には、保湿のためのヒアルロン酸や、肌のバリアを強化するセラミドなど、目的に応じて特定の成分を配合したものもあります。乳液に含まれる有効成分を調べて、自分の肌の目的に合っているかどうかを確認することをおすすめします。
乳液の正しい使い方
スキンケアを正しい順番で行うことで、乳液の効果を最大限に引き出すことができます。順番を守るためには、製品の分子サイズが異なるため、正しい順番で製品を重ねていくことが不可欠なのです。保湿剤の代わりに乳液を使用している場合は、エッセンストナー(化粧水)の後に使用することをおすすめします。それ以外の場合は、乳液を化粧水とクリームの間に挟んで使用することもできます。日本では、寒い季節になると、乳液とクリームを併用してスキンケアをする人が多いようです。特に混合肌の方は、乳液を顔全体に塗り、乾燥した部分にはクリームを軽く塗るとよいでしょう。
乳液を塗布するときは、頬、鼻、あご、額に数滴軽く塗布します。軽く手でさらに少量を温め、顔全体と首筋に乳液を上向きにマッサージするようにやさしくなじませます。
まだ乳液の使用を迷っている方へ
乳液に慣れていない方は、スキンケアに新たなステップを加えることに不安を感じるかもしれません。しかし、乳液は多機能であることが多いため、適切な製品を使えばよりスキンケアを簡単にすることができます。
J-Beautyの高品質な乳液なら、ラヴィプレシューズ APGライン APG乳液がおすすめ。潤いのベールに包まれた肌に栄養を与える成分がたっぷり入っています。リンゴ由来のセラミドが肌のバリア機能を強化し、グリチルリチン酸が肌を明るくやわらかくするほか、プロテオグリカンが肌に潤いを与え、コラーゲンとヒアルロン酸の生成をサポートします。1つの製品にこれほどの効果が入っているなんて驚きですね。ご覧の通り、たった1ステップ乳液をスキンケアに加えることの効果は絶大なのです。
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