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米国マーケティングトレンド研究会 2022.06.28

インスタグラムの新機能「ピン留め投稿」。最適なのはどんなコンテンツ?

Instagram(インスタグラム)が、新しくグリッドの「ピン留め投稿」機能をリリースします。TikTok(ティックトック)のピン留め動画のように、これらの投稿は常にグリッドの上部に表示され、オーディエンスは他のコンテンツよりも先にそのピンを目にすることになります。Instagramのグリッドの上部にどんなコンテンツを固定するかは、Instagram戦略の重要なポイントになるでしょう。この記事では色々ある手法の中から、ピン留めがうまく昨日しやすい3つの方法を紹介します。

はじめに

Instagramがついに、アカウントのグリッドに「ピン留め」投稿する機能を追加しました。これは、最新の投稿やプロフィールコンテンツを表示する代わりに、オーディエンスに最も見てもらいたいコンテンツを上部に「ピン留め」できる機能です。

各アカウントは、グリッドの上部に最大3つの投稿をピン留めして投稿できるようになりました。投稿は静止画でもREELs(リールズ)でもOKです。

では、どのようなコンテンツを配置すればよいのでしょうか?

タイプ1:プロモーション

認知度向上キャンペーンやプレゼント企画、インフルエンサーとの新しいコラボを発表する場合、このコンテンツを設置するのに最適な場所は当然フィードの一番上ですよね。しかし、Instagramのアルゴリズムは意外と厄介で、重要なコンテンツを最適な時間帯から数時間でも外れて投稿すると、このコンテンツ戦略にマイナスな影響がある場合もあります。

プレゼントキャンペーンを実施する場合、専用の投稿で告知するのがベストです。しかし、プレゼントキャンペーンが1ヶ月間続く場合は、開始日と終了日の間にコンテンツを投稿したいですよね? 常にプレゼントについて投稿してフォロワーが困るのはさけたいですが、フォロワーの記憶から薄れてしまうのも困ります。ピン留め投稿を使えば、通常投稿にも、プレゼントのお知らせをアクセスしやすいグリッドでチェックするよう、さりげなくユーザーに呼びかけることができます。

また、ピン留めは通常通り投稿しながら、インフルエンサーとの新しいコラボを宣伝するのにも最適な方法です。有名人の姿をInstagramのグリッドの上部に表示させ、エンゲージメントに良い影響を与えることができるからです。新しいユーザーも、たとえ名前を知らなかったとしても、見覚えのある人が出ている動画はクリックする可能性が高まります。

タイプ2:紹介文

グリッドのトップに設置しておくと良いものの1つは、製品、ブランド、または自社アカウントについて紹介する投稿です。これは、アカウントが真新しく、新しいフォロワーを集めようとしている場合は特に重要になります。

Instagramのプロフィール欄は小さいことで有名で、文章によるクリエイティビティを発揮する余地があまりありません。多くのアカウントは、この限られたスペースを最大限に活用するために、絵文字やその他の略語を使用し、文字数ギリギリまでできるだけ多くの情報を伝えようとします。

インスタグラムのプロフィール欄に情報を詰め込むよりも、グリッドの一番上に設置するピン留めでしっかり見せる方がマーケティング戦略上、はるかに有効になるでしょう。

タイプ3:やり方紹介

このカテゴリは、レシピから製品の使い方についての順序立てた説明まで、さまざまな応用ができます。「買った品物を組み立てる必要があるユーザー」や、「クリエイティブな使い方を学びたいユーザー」に役立つ可能性があります。

食品ブランドの場合も同様に、フィードの最上部にピン留めして、ユーザーに自分で試したいと思ってもらえるようにするのがよいでしょう。ファッションブランドなら、商品のスタイリング方法を紹介するのに適しています。美容ブランドであれば、おすすめのスキンケア方法や製品を使ったメイクアップのチュートリアルを紹介するのに最適な場所です。

そして、こういったコンテンツをピン留めする際に最も重要なことは、クリエイティブな表現にすることです。可能であれば、最新のトレンドや一般的なネタ画像・動画形式を織り交ぜて使用してみてください。こうすることで、ほとんどの視聴者がすぐに認識し、より内容を覚えてくれるでしょう。

まとめ

この一見シンプルな「ピン留め」機能は、多くのブランドのInstagramアカウントにとって、画期的な機能です。継続的なコンテンツ作成と同じくらい、力をいれて取り組むべき、ソーシャルメディア戦略の新たな一面となるでしょう。

ピン留め投稿の戦略を立てる際には、この記事で挙げた3つのタイプを意識してみてください。また、ピン留め投稿を変更・更新する頻度、あるいはピン留め投稿を行うかどうか自体も、運用しながら検討していく必要があります。

Ys and Partnersはアメリカと日本の両国で、消費者調査に基づくブランド戦略構築を得意とする統合型マーケティングエージェンシーです。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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参照元

  1. https://www.socialmediatoday.com/news/new-study-looks-at-the-most-effective-linkedin-post-types-in-2022/624908/

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