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米国のThe JBeauty Collectionが英語で情報発信しているブログシリーズ。今回は、日本の「すっぴん風メイク」:スキンケアからアイメイクまで、具体的に、ファンデーション/パウダー、チーク、リップ、アイメイクのステップをご紹介しています。「すっぴん風メイク」を実現するには?アメリカ人の視点からご紹介します。以下、英語から日本語への翻訳文となります。
日本人のメイクアップには、独自の美意識とそれを実現するためのテクニックがあります。理想的な仕上がりは、全体的に柔らかな光を放ち、自然で若々しい印象を与えるものです。J-Beautyのメイクアップは、時折、色をアクセントにして、甘くて無邪気な少女のような魅力を醸し出すことがあります。まるで「すっぴん風メイク」とも言えるこのメイクを実現するために、ファンデーション/パウダー、チーク、リップ、アイメイク、それぞれの必要なステップをご紹介しましょう。
スキンケア
J-Beautyのメイクアップにおいて、スキンケアは常に最優先事項です。特にこの「すっぴん風メイク」はスキンケアが重要です。スキンケアは、メイクのノリを良くするだけでなく、肌を刺激や乾燥から守ってくれます。実際、メイクの仕上がりは肌の状態に100%左右されると言っても過言ではありません。ですから、メイクをする前には、清潔で潤いのあるキャンバスが必要なのです。肌の準備ができていないと、メイクがパサパサになったり、ベタついたり、ムラになったりします。また、スキンケアを省略してアイラインのみ引きたくなるような、複雑なルーティンでもありません。J-Beautyのスキンケアは、優しく洗うことから始まり、化粧水、乳液、そしてモイスチャライザーの順に行うシンプルなものです。
ファンデーション・下地・パウダー
アメリカのメイクアップは、完璧な肌を求めて非常に手が込んでいます。カバー力の高いものやシアーなファンデーション、パウダー、コンシーラー、ブラシ、ビューティーブレンダーなど、求める顔のタイプに合わせてさまざまな製品があります。日本にもそれなりの商品がありますが、「すっぴん風メイク」を実現する日本の「ベースメイク」はシンプルなものが多く、BBクリームやCCクリーム、クッションコンパクトなどを好む人が多いようです。これは、「Suhada 」や 「Your-skin-but–better 」のように、フレッシュでつくり込まれていない印象を与えるためのものです。ハイライターやコントゥアリングはあまり人気がありませんが、パウダーは目の下を明るくしたり、Tゾーンをマットにしたりするのに使われることがあります。
チーク
アメリカのチークは頬骨に沿って塗り、健康的で立体的な印象を与えますが、日本の「すっぴん風メイク」では、チークは頬の笑った時の一番高い部分に塗るのが一般的で、若々しい印象を与えます。明るい色、特にコーラルやピンク系の色は若い女性に人気があり、それを見せることに抵抗がありません。ヌードカラーは大人の女性に人気があります。
リップ
「すっぴん風メイク」を好む普段の日本人のメイクアップでは、光沢のあるヌードやピンク系の色味を好みますが、外出時や特別な日には、大胆な赤や明るい色を使うこともあります。また、唇全体に色をのせ、リップライナーを使わないことで、ソフトな印象を与えることも「すっぴん風メイク」ポイントのようです。
アイブロウ
J-Beautyのメイクアップでは、眉は欠かせません。「すっぴん風メイク」でも同様です。顔の形を整え、メイクアップの全体的なトーンを決定するからです。ドラマチックな眉、ダークな眉、シャープな眉は、不自然な印象を与えてしまうので、通常は避けます。日本人女性は柔らかい印象を好む傾向があるので、自然なアーチに沿って眉を描き、髪の色に合わせて眉の色を調整します。
アイメイク
日本人のアイメイクは、目の形を強調することを目的としています。「すっぴん風メイク」でも同じことが言えます。ここではスモーキーアイは見られません。彼女らは、まぶたの上で、より自然な色合いにきらめきのあるアイシャドウを混ぜるのが好きです。また、下まつげのラインにもきらめきを与えて、目を見開いたような効果を出します。アイラインを引くときは、シンプルな細いラインか少し目尻のラインを跳ね上げた状態が好まれます。もちろん、「すっぴん風メイク」をやめて華やかにしたい場合は、つけまつげをつけてドールアイ風にすることもあります。
日本のメイクと西洋のメイクの最終的な印象は、天と地のように異なります。J-Beautyのナチュラルメイクを学んだ後は、これらの「すっぴん風メイク」のステップを試し、印象の変化を楽しんでみてください。
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“米国マーケティングトレンド研究会”
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