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社長の「のぶログ」 2021.12.03

私たちの日本への帰国を拒む権利を誰がもっているのか?

12月5日にアメリカから日本に戻る帰国便を予約している。数日後に、果たして私は搭乗できるのだろうか?

オミクロン株の影響で、外国人の受け入れを禁止したと日本のニュースで報道された直後に、帰国便の予約変更をしようと航空会社のウェブにログインした。

外国人が減った分、空席が増えたのではないかと思ったが、逆にまったく変更ができないという状況になっていた。おそらく、それまで帰国便を予約していなかった日本人が殺到して満席になったのではないかと思った。

その後、突如、国が航空券の新規予約停止要請を航空会社に行ったというニュースが流れて愕然とした。これまで予約を取った者はOKだが、予約を取ってない者は今年の帰国は諦めろと言っている。

なるほど、航空会社は報道発表前に水面下で予約を取らない方向で動いていたから、予約変更ができなくなっていたのだとその時わかった。

そのような軽はずみな決断をした日本の政治家に驚くと共に「国民の命を守る国の使命」ってどうなってしまったんだと憂えた。

それは私たちの間に交わされた契約だったのではないか?国は日本国民が世界中のどこにいようと、困難な状況に立たされている邦人を助け、受け入れる義務があるはずだ。

だからこそ、私たちは安心して国の外に出られているのだ。

食品輸出額1兆円を目指す国の政策を達成させるべく、米国に駐在や出張できているさまざまな業界の人たちがいるというのに「ウィルスを持ち帰らないで」とばかりに排他的になるのって、それが国民性なのかと呆れた。

その後、新しい総理大臣が「私が知らないところで決まったこと」と言って、その新規予約停止要請を撤回しと聞いたが、そう簡単に信じることはできない。

数日後に予約していたフライトは、キャンセルすることにした。とても残念なことだが、こんなに右往左往して動揺している国の次の一手を信頼できそうにないからだ。政治家の気が変わったと言って、何日も何日も空港のホテルに監禁される自分を想像したら意外とリアルだった。

それでも、一年ぶりに楽しみに待ってくれていた故郷の家族や会社の皆には、すまないと思う。

オミクロンという語感は、コロナよりアニメ的で世紀末的で怖ろしさが漂っている。オミクロン様などと呼ばれて、世の中を制覇するアニメ世界の悪魔のような存在にならないことを祈る。

 

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