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私は12月5日の便で日本に戻るはずだったが、前日にドタキャンした。
日本政府がオミクロン株の件で、半ばパニックになっていそうだと
思ったからだ。航空会社の電話口の女性は、キャンセルの電話が多い
んですよ、と悲しげだった。
私は帰国を取りやめたが、1日早い12月4日便を予約していたうちの
20代のメンバーは、お母さんに会いたいと強行帰国した。
今月、帰国しようかどうかと迷っている人のために彼女からの現場
からの声を伝えたい。特に子供づれの人には伝言をお願いしたい。
以下、彼女からの報告である。
「昨日の17:30に空港に着き、
18:30頃に待合室に通され、
準備を待ちました。。。ホテルにチェックインできたのは午前4時
だったので、着陸から11時間ほどかかりました。小さな子供を連れた
お母さんもいたのですが、優先されることなどはなく可哀想でした。
結局、私は成田空港のすぐ近くの東横インに泊まっているのですが、
ホテルもバスも足りていないので、この強制隔離は全く機能していな
いなと思います。今も8:30に朝食配布のアナウンスがあったのですが、
人数が多くまだ全員に配布されていないので食べられていません。。。
明後日の夕方に退所できるのでよかったですが、これがもし機内に
感染者がいて、そのせいで14日間隔離になったらと考えると恐ろし
いです。のぶさんもフライトを変更されてよかったかもしれません」。
ちなみに、彼女がロサンゼルス空港から乗ったシンガポールエアは、
乗客が20名足らずだったとのことだったが、その前後に成田空港に
降り立ったANAやカナディアンは満席だったとのこと。ホテルもバス
も準備が追いついてない理由はこれだな。
配給された朝食の弁当はこちら↓↓↓ 冷めていたが美味かったとのこと。
これにコッペパンが付いていたらしく、喜んでいた。
彼女は他の乗客のように名古屋などの他の宿泊施設に移送されずにすみ、
予定通り3日目の夜には出所でき、実家から繋いだZOOM会議では安堵の
様子がみえた。機内に感染者がいなくて本当に幸いだったと思う。
最近のCNNニュースで、サンフランシスコのカップルがハワイで挙式し、
その後、日本にハネムーンに出かけようと空港に行ったが、搭乗できず、
そのままカリフォルニアに帰ることになったというストーリーを見た。
なんと不運な話。日本人ばかりか、アメリカ人にもオミクロン株の影響
は広がっているのだな。
これから日本に帰国する人が、妙なトラブルに巻き込まれませんように。
しかし、しばらく母や日本のチームに会えないことに落胆を隠せない。
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