「Natural Products Expo West 2025」開催間近！出展する日本企業をご紹介！

毎年恒例、ナチュラル・オーガニック製品が一堂に会する世界最大規模の食品展示会「Natural Products Expo West 2025」が、いよいよ開催間近となりました。今年は3月4日から7日まで、昨年と同様にアナハイム・コンベンションセンターにて開催されます。本イベントでは、世界中から3,000以上の出展者が集まり、食品や飲料、サプリメント、ペット事業、美容など多岐にわたる分野の最新製品の発表が予定されています。さらに、パネルディスカッション、展示ブースや販売エリアなど充実したプログラムが予定されており、業界の最新トレンドをキャッチ出来る絶好の機会となるでしょう。昨年は、6万5000人以上が来場し、約3,300点のブースが展示されるなど、大盛況となりました。（Natural Products Expo West 2024の様子）

イベントを運営するInforma Markets Health and Nutritionのシニア・バイス・プレジデントであるJeff D’Entremont氏は「2025 年は当社のブランド、バイヤー、コミュニティにとって極めて重要な年となるでしょう。何千もの新製品が展示され、貴重なつながりが生まれ、アイデアが共有されるこのイベントは、今後も自然でオーガニック、そして意識の高い CPG の未来を形作っていくことでしょう。」と語っており、今年のエキスポも盛り上がることが期待されています。[1]

そんな今年のNatural Products Expoの出展者ですが、実は日本企業も多く出展する予定となっています。アメリカを含む海外企業の商品だけでなく、日本の商品がアメリカでどのように受け入れられているのかを知ることができる絶好の機会となりますので、日本企業のブースにも注目していきましょう。それでは、出展予定の日本企業を一部ご紹介します！

・Ito En (伊藤園) ：

大谷翔平選手を「お〜いお茶」のグローバルアンバサダーに起用。「お〜いお茶」以外にも「matcha LOVE」という抹茶パウダー、抹茶のエナジーショットドリンク等の商品や「TEA’S TEA」というオーガニックのお茶のブランドも展開しています。昨年は試飲を積極的に行っていましたが、今年はどのようなブースを構えるのか期待したいですね！

・Sugimoto Tea Company（杉本製茶）：

抹茶や緑茶を扱う企業で、茶草場農法（茶畑の周りにススキなどを植えて刈り取り、畑に敷草として施す農法）でお茶の栽培をする農家さんと契約しており、この農法により地域の生物多様性が守られ、絶滅危惧種の保護にも貢献をしています。さらに、米国オフィスでは全ての電力を持続可能電力のみで賄うなど[2]、環境意識が非常に高いのも注目ポイントです。

・Marukome(マルコメ)：

今年のフードのトレンドとして、発酵食品が注目されていると別記事で書かせていただきました。味噌や塩麹を展開するマルコメは、そんな今のアメリカの食トレンドにピッタリと合致していると言えます。今年は特に注目したいブースの１つです。

・Mishima Foods USA (三島フーズ)：

ふりかけやチリソース、紫蘇ジュースやインスタント味噌汁などの商品を扱う三島フーズも出展予定です。日本の味が、アメリカ市場ではどのように受け入れられているのか、その動向を見守っていきたいところです。

上記の企業に加えて、多くの日本企業が出展を予定しています。アメリカ市場で日本の商品がどのように受け入れられているのかを知ることで、新たなビジネスの可能性を探る貴重な機会となるでしょう。訪れる方は、ぜひ現地の反応を肌で感じながら、最新のトレンドを吸収してきてくださいね！

ワイズアンドパートナーズでは、2002年から「日本のブランドを世界で有名にする」を使命に、日米双方から企業のマーケティング、ブランディングを統合的に支援しています。アメリカ市場向けのブランディングやトレンド調査など、まずはお気軽にご相談からでも可能です。気になるサービスがございましたら、お気軽にお問い合わせください。